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キングコング西野公論 267
- 634 :FB:2015/01/06(火) 14:10:52.99 ID:1INInQc60.net
- 芸人はネタがかぶることを極端に嫌う、
そりゃそうだ。「そのパターン、もう見たよ」となるとウケないから。
ネタ作りは二段階ある。
まずは設定(フォーマット)を作って、その次にボケを考える。
僕の場合はもう「狙ったボケ(ギャグ)」には、まったく興味がなくなってしまったので、その設定の中で
一生懸命もがいていることがボケになってしまっている「結果的にボケ」が生まれるように設定(装置)を作る。
舞台脚本の場合もそう。
他の芸人さんにも自分達なりのやり方がある。
ネタがかぶりたくないし、誰も見たことのないモノを見せて驚かせたいから。
ところがだ。
「ネタがかぶるのは嫌」という感覚は芸人に共通してあるんだけど、「生き方がかぶる」ことには対しては不快感を示さない。
若手のコーナーライブを観に行ったら、皆、大喜利をしているし、皆、『アメトーーク』の縮小版みたいなことをしている。
フォーマットはそのままで、ボケだけで競う。
ネタで言えば、全員が『医者と患者』という設定でコントをしている感じ。
んでもって、生き方のフォーマットを作るところから始める芸人を見つけては「あいつはイタイ」と村八分。
ここがものすごーく気持ち悪い。
「かぶりたくない」という感覚があるのに、この時だけ、その感覚が鳴りを潜める。
洗脳だと思う。
「芸人はこういうものだ」という。
そして、外に出ていかないから、その洗脳がいつまでたっても解けない。
今、トップを走っている20代の起業家さんは本当に面白い。
そりゃ、ボケで言えば圧倒的に芸人に分があるだろが、フォーマット作りの話は何時間でも聞いていられる。
退路を絶っている起業家さんの顔は、見ていて気持ちが良く、僕が大好きな芸人の顔だ。
芸人を「生き様」とするなら、今の20代の芸人は起業家さんだと思う。
そんな中、落語家の桂枝太郎や吉本新喜劇の佐藤太一郎みたいな若手が出てきたのはオモシロ…いや、あいつら二人とも歳上!
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