女児壁にぶつけ死なす、傷害致死容疑24歳父逮捕

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2017年06月09日
　奈良県警捜査１課と天理署は８日、生後５か月の長女に暴行を加えて死亡させたとして、父親の同県天理市櫟本町(いちのもとちょう)、工員滝川奈緒哉容疑者（２４）を傷害致死容疑で逮捕した。「ストレスがあり、揺さぶって壁に打ち付けた」と容疑を認めているという。

　発表によると、滝川容疑者は昨年１２月１９日午後５時～午後１０時３５分頃の間、自宅の洋間で長女の詩央里(しおり)ちゃんの体をつかんで前後に揺さぶり、部屋の壁に頭を打ち付けるなどの暴行を加え、搬送先の病院で同２１日午後１時２０分頃、急性硬膜下血腫による脳浮腫で死亡させた疑い。

　詩央里ちゃんがぐったりしているのに滝川容疑者が気づき、妻（２６）が１１９番。２人は搬送先の救急病院で、「数日前にベッドから落ちた」と説明していたという。同２０日午前、県中央こども家庭相談センターからの通報を受けた県警が捜査していた。現場はＪＲ桜井線櫟本駅から東へ約５００メートルの住宅街。

2017年06月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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