【とくダネ！】小倉智昭アナ、紅白選考「わかんない部分多い」

　フリーアナウンサーの小倉智昭が、ＮＨＫ紅白歌合戦の出場者を決める選考に疑問を示し、
「レコード全然売れてなくても出てた人もいる」と皮肉った。
　２５日放送のフジテレビ系「とくダネ！」では、前日に発表された紅白出場者を紹介。
常連だった和田アキ子や紅白卒業を発表した細川たかしら大御所が選ばれなかった一方、
宇多田ヒカルやＰＵＦＦＹ、ＹＥＬＬＯＷ　ＭＯＮＫＥＹ、ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓなどの初出場が決まった。
　小倉アナは初出場アーティストについて「イエローモンキーが復活してドームにも相当お客さんを
集めてるんで入って当然なんですけど、あの全盛期の時に出てなかったんだ？
　それから宇多田ヒカルさんもそういえば初めてか」と意外そうに語った。
　また女優の大竹しのぶが初出場することに、コメンテーターを務める書家の山崎秀鴎（しゅうおう）氏が、
「（紅白出場の選考は）だいたいレコードの売れ行きとかで出てるのかなという気がしてましたけど、
舞台に行かないと聞けないような人（の歌）が聞かれるということが嬉しい」とコメント。すると小倉アナは
「まあレコード全然売れてなくても出てた人もいますしね」とチクリ。「そういう意味では様々な基準が
あるようですから、よくわからないですよ、どうやって決めるのか」と語った。
　さらに小倉アナは今年の全出場歌手４６組について「この４６組で知らないって人は誰もいませんけど」
と知名度では納得しながらも、「この人が出るんだったらほかにもっとヒット出してるひといるじゃない、っていう人は
何人もいますよ」と売れ行きの面では疑問視。「だからヒット曲だけにあまり偏りたくないってことでしょ？
　ＮＨＫに貢献してる人って、じゃあこの人そんなに貢献してる？　っていう人もいるしさ。要は、
わかんない部分が結構多いのよ紅白はね」と選考基準が不透明であることを指摘しつつも、
「でも知ってること、全部話せないしね」と含みをもたせた。

http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1125/nsp_161125_7138986161.html