人工透析治療、一転中止へ・小国町 （山形県）

1 ：朝一から閉店までφ ★：2016/10/25(火) 23:09:39.20 9.net

社会
人工透析治療、一転中止へ・小国町
（山形県）

２５日開かれた小国町議会の臨時議会。傍聴席には町立病院での人工透析治療を望む多くの住民たちが訪れた。
小国町立病院での人工透析治療の開始は盛田信明前町長が公約に掲げ、ことし３月の議会で約６５００万円の予算を議決。
今年度中の治療開始を予定してい　た。小国町で人工透析を必要とする患者は２４人で現在は長井市や新潟県の病院で治療を受けている。
一方、ことし７月の町長選で盛田氏を破った仁科新町長は看護師不足や患者の病状が急変した時の対応に不安があるとして町立病院での人工透析治療を見直す考えを示した。
傍聴席に座る斎藤広美さん（６８）。１０年前から腎不全を患い、週に３回、長井市の病院に通っている。
透析患者の命を守る会の斎藤広美会長は「来年からは（長井市の病院まで）往復１００キロあるので、通わなくていいと患者は喜んでいた。こんな茶番はない。これで覆すのであれば」と語った。
２５日の臨時議会で仁科町長は人工透析治療に掛かる予算約３３８０万円を削減し治療の際には患者を町外の病院へ送迎する代替案を提示。
それらを盛り込んだ補正予算案が可決され、町立病院での透析治療は一転、中止されることになった。
仁科洋一町長は「透析治療の安全、安心の確保は現実に即していない。私は町立病院での人工透析医療に取り組むことは難しいものと判断した」と代替案について語った。
仁科町長は人工透析治療への対応はこれからも考えなければならないとしながらも患者たちの反発は大きく、今後も波紋が広がりそうだ。
[ 10/25 21:05 山形放送]

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