【東京新聞】韓国人学校貸与、小池知事は「白紙」「ここは東京で日本」とバッサリ一刀両断。でも東京新聞は未練がましくグダグダグダグダ

マドハンド ★

2016年8月6日朝刊　http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/CK2016080602000149.html

東京都の小池百合子知事は５日、就任後初めての定例記者会見に臨み、舛添要一前知事が「高額」と批判された海外出張費の削減を発表。
１１月開場予定の豊洲新市場（江東区）や韓国人学校への都有地貸与に「待った」をかけるなど、舛添都政との違いを強調したが、これらは既に進行中や国際的な約束がある案件で、関係者からの反発も予想される。
　（都政取材班）

◆リオ出張５人で１０００万円

五日（日本時間六日朝）開幕するブラジル・リオデジャネイロ五輪で、小池知事は次の開催都市が五輪旗を引き継ぐセレモニーがある閉会式に出席する。会見では、十八～二十四日の日程でリオに出張すると発表。
航空機はビジネスクラスを利用し、随行職員を四人に絞り、出張費は計約一千万円という。

都によると、知事の宿泊先や現地での移動の車は国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が提供。随行職員は別の宿泊先を確保し、エコノミークラスを使う。
小池知事は「皆さんからすれば高いと感じられるかもしれない。今後も都民の感覚をよく理解し、経費削減に努めたい」と語った。

保育所の待機児童の緊急対策では、補正予算案を九月下旬に開会予定の都議会定例会に提出する方針を明らかにした。
八月中に緊急対策をまとめるという。

東京五輪・パラリンピックが開催される二〇二〇年に向け、今後四年間で取り組む具体的な政策を「実行プラン（仮称）」にまとめ、十二月末に発表する意向も示した。

◆築地移転「立ち止まる」

十一月に迫る築地市場から豊洲新市場（江東区）への移転では、「いったん立ち止まる」と発言。
真意について「予断を持たず、一度しっかり市場関係者に話を聞く時間を設けたい。
スケジュールを見ながら、何ができて何ができないのか見極めたい」と述べた。

都の担当者からは説明を受けており、「十一月七日の新市場開場に合わせ引っ越しが全て決まっているなど、既に進行中の話だと承知している」とも。

市場業者は移転を前提に、新市場で使う資機材などの準備を進めており、「今になって言われても困る」との声も上がる。
移転は二〇二〇年東京五輪・パラリンピックにも関係し、競技会場が集中する臨海部と都心部を結ぶ「環状２号」建設のため、一七年四月までに築地市場の施設を解体する必要がある。

小池知事は開場時期を見直す可能性を問われると、「それは仮定の話」と明言を避けた。

◆韓国学校に土地「白紙」

小池知事は、新宿区の都立高校跡地を韓国人学校に貸与する舛添前知事の方針を白紙に戻す考えを表明。
ただ、舛添氏が二〇一四年の訪韓時に朴槿恵（パククネ）大統領と会談し、学校用地の確保に協力を約束した経緯があり、韓国側の反発や不快感を招く可能性もある。

小池氏は「いつ、どこで、どういう形で決められたのか分からない。地元にも十分な話がなかった」と理由を説明。
「韓国の関係者に説明していく必要はあるかと思うが、ここは東京であり日本なので、わが国が主体となって判断する」と述べた。

地元は保育や高齢者施設として活用を要望しており、「どういう形で何が実現できるか、都の担当者に研究してもらう」とした。

韓国人学校側は児童生徒の増加で手狭になっているとして増設を希望している。学校関係者は「都民の声は理解できるが、トップ同士の約束が守られず、とても残念だ」と話した。

（画像）記者会見する東京都の小池百合子知事＝５日午後、東京都庁で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/images/PK2016080602100068_size0.jpg