2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【社会】青森県沖のカンボジア船沈没、中国人船主は来日要請に応じず 再び泣き寝入りか 撤去費用数億円が県の負担に

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/02/12(木) 22:13:32.03
★<カンボジア船沈没>再び泣き寝入りか

青森県鯵ケ沢町の沖合で昨年12月に沈没したカンボジア船籍の事後処理が、
2013年の同国籍の座礁船と同様、地元関係者の泣き寝入りになる心配が出てきた。
船長らがライセンスを持たずに操船していたため、保険は適用されない見通し。
中国人船主は来日要請に応じず非協力的で、関係者に無力感が漂い始めた。

沈没したのは「MING GUANG(ミン クーアン)」(1915トン)。
昨年12月、函館市の函館港から韓国に向かう途中、鯵ケ沢町の北西約18キロ沖で沈没、
外国人乗組員3人が死亡した。

県によると、燃料や重油の海岸への漂着、魚介類への汚染は確認されていない。
沈没時に残された計34トンの油は、より環境汚染が心配される粘度の高いC重油10トンを除き、
ほぼ流出し、拡散したとみられる。

C重油は30度未満ならば固まる性質だ。燃料タンクが損傷するなどの場合を除き、
真夏でも水温が低い同海域では漏れ出る可能性が低いという。

問題は沈没船の影響で好漁場なのに操業できないことだ。沈没地点の半径500メートル圏で
は鯵ケ沢、深浦両漁協に所属する底引き網船計3隻が漁を見合わせている。地元漁師らは
沈没船の撤去を求めるが、解決の糸口が見いだせない。

鯵ケ沢町農林水産課の加藤隆之課長は「良質なエビやタラが捕れる海域で、
漁ができないのは打撃だ」と話す。

保険の適用外となれば、撤去費や漁業補償は船主の負担となる。県などによると、
船主は「全て保険会社に任せている」という返答のみで来日要請に応じていない。

さらに関係者を悩ますのが、沈没地点が県の保全区域外だったこと。保全区域なら法律に基づき
撤去を要請できるが、区域外では法的強制力がない。県水産振興課は「法の後ろ盾があると
ないとでは、相手の出方が異なる」と声を落とす。

13年に座礁した同国籍の貨物船では、県が船主の中国人3人に国際郵便などで再三撤去を
求めたが返事はなく、結局、数億円の撤去費は県の負担となった。

県水産振興課の吉田由孝課長は「県側の落ち度は何もなく、前回のような決着にならないように
粘り強く対応する」と話した。

2015年02月11日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150211_23001.html

総レス数 3
3 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★