【国費外国人留学生制度】予算額の差額について

名無しさん＠お腹いっぱい。

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私は、国費外国人留学生制度に興味があります。この制度は、日本政府が諸外国の優秀な人材を日本に招へいし、日本の大学や専門学校で学ばせることで、日本と諸外国との友好親善や人材養成に貢献することを目的とした制度です。

この制度に応募すると、日本政府から以下のような支援を受けることができます。

留学期間中に必要な経費を全て日本政府が負担してくれる
月額14万～15万円程度の奨学金を受け取れる
渡航費や帰国費も支給される
入学金や授業料も免除される
日本語研修や日本文化体験プログラムも無料で受けられる
これらの支援額を合計すると、一人あたり約582.1万円（815億円÷約1,400人）になるということです。

しかし、私はこの数字に疑問を感じました。なぜなら、文部科学省の資料によると、国費外国人留学生制度の令和3年度予算案は約184.8億円で、このうち約166.1億円が外国人留学生給与（奨学金）、約8億円が招致及び帰国旅費、約10.3億円が教育費（入学金や授業料など）、約0.3億円がその他の経費に充てられているということです。

これらの数字から、一人あたりに換算してみると、

外国人留学生給与：年間約171.6万円から約174万円（166.1億円÷9,600人）
招致及び帰国旅費：年間約5.7万円（8億円÷14,000人）
教育費：年間約7.4万円（10.3億円÷14,000人）
その他の経費：年間約2.1万円（0.3億円÷14,000人）
となります。したがって、一人あたりの予算額は年間約208.8万円から約211.2万円となります。これは月額で約17.4万円から約17.6万円です。

この計算だけでは、一人あたり約582.1万円という数字には到達しません。この数字はどこから出てきたのでしょうか？この差額は何に使われているのでしょうか？この制度に詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてください。よろしくお願いします。

参考
国費外国人留学生制度について - 文部科学省：この資料は、国費外国人留学生制度の概要や予算額、募集・選考方法、支給額などを詳しく説明しています。令和3年度予算案に基づいて、一人あたりの支給額を計算すると、年間約208.8万円から約211.2万円となります。
国費外国人留学生制度について：文部科学省：この資料は、国費外国人留学生制度の目的や歴史、募集中のプログラム、実施要項や通知などを紹介しています。また、国費外国人留学生の受入人数やお問合せ先も記載されています。
「留学生30万人計画」と大学の国際化 - 日本学術振興会：この資料は、平成22年度予算概算要求に関する文部科学省の資料です。外国人留学生奨学金制度等の充実について言及しており、国費外国人留学生制度の予算額や受入人数が記載されています。