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【愛知岐阜】東海地方の方言Part1【三重静岡】

68 :名無す:2021/10/30(土) 01:17:56.45 ID:c89vNT59.net
愛知の岩倉市というところは、市の公式HPで方言はもう使ってないと言っている


この地域の方言
方言は時代の流れとともに死語として姿を消し去りつつありますが、この地域においても、方言が日常生活の中で活用されていたのはせいぜい昭和30年頃までで、徐々に標準語に置き変わってきています。

その原因として、テレビ、ラジオ並びに出版物の普及などによるものといわれていますが、戦中、戦後より今日に至るまでに人口の著しい移動があって、この地域の例を見ても住民の6〜7割が広く全国各地からの転入者で、このことにより標準語化が促進される結果となりました。

もともと、方言は生活共同体として、それぞれの地域に自然発生的に生まれでた特殊語で、名古屋弁、尾張弁と言われたものも、先祖代々何世紀にもわたって伝来されてきましたが、住民の生活自体が急激に変わるのに伴い、方言そのものも旧態のままで存在することなく、より共通性の広い合理的な標準語へと移行しました。

今日、なお日常語に幾割かの方言を混用しているのは、長年この地域で生活をしている高齢者に限られ、その場合にあっても、改まった時と場所によっては標準語に近い言葉が使用されています。

この地域の方言は木曽川を境界として西は京都・大阪弁の影響が強く、東は三河地区まで東国言葉の流れに影響されており、尾張地域には東西相方よりの影響が混在していたといわれています。

方言そのものは、いずれの土地でも素朴にして温か味を持った言葉ですが、いわゆる東京弁(標準語)と比較する時、方言を使うことを恥ずかしく思う風潮が近代から現代にかけて庶民の間に浸透して、大正期には小学校などで方言による授業を禁止する指令さえも再々公布されたといわれています。

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