【移民】働かせるが定住はダメ…政府が「技能実習の延長版」創設へと動く狙い

名刺は切らしておりまして

>>187
俺もそう思う。
よく中東へ働きにきた外国人労働者達がドバイの空港で家族が待つ祖国へ帰国する前に家へのお土産を買ってる光景がテレビに映るが
「いやぁここでは仕事は大変だったけど本当に稼がせて貰い、良い経験もしたよ。また機会があれば来たいね」
と言って、帰国の途につく。

では日本と、中東やシンガポールや香港は何が違うか？
中東やシンガポールや香港は、とにかく技能や学歴がなくても働けて単位当たりの稼ぎが良い。
これで英語やアラビア語が話せると更にサラリーは高くなる。
要は自国民を雇うと高いから外国人を雇う訳じゃなく、自国民は働かないかもっと高度な仕事に就くし
経済規模に比べ自国民の労働人口が圧倒的に足りないから高いサラリーを払っても外国人に来て貰う。
しかもこれは年齢構成などによるものではなく好不況の波も小さい。
そうすると是非そういう稼ぎの良い国へ行って働きたいという途上国民が押し寄せるがそうなると給料は需給で市場原理で下がることもある。

また単純労働とはいえ、世界中の先進国等から来たエンジニアとか監督と一緒に英語で仕事をしたり、国際感覚も身に付いてそれが次の労働でのアピール経験にもなっていく。

でも外国人労働者としての生活は全然快適じゃない。
貧富の差宗教的な差別も受け異教徒として疎外感も味わう。
酒たばこは勿論、セックス結婚や出産も制限され自由も余りない。
住居などファシリティとしての生活環境も良くない。
金さえ貯まれば早く家族が待つ祖国へ帰りたいし、実際に帰国させられる。
勿論、彼等の味方をするサヨクなど居ない。
ちょうど高度成長期に、農村から農閑期に都会に出てきた季節労働者の「出稼ぎ」に感覚が近い。