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【スマホ】空の旅の「機内モード」 本当に必要?

1 :ノチラ ★:2018/01/29(月) 02:30:54.18 ID:CAP_USER.net
世界中の飛行場で毎日、たくさんの便が離陸する前に機内ではこんなアナウンスが流れてくる。「携帯電話などの携帯電子機器を機内モードに設定してください」

 なぜそうしなければならないのか、その根拠に100%確信がなくても、大半の乗客がアナウンスに従う。携帯電話の無線通信機能をオフにしなければならない理由は、一般的な推測として、携帯電話の信号が航法機器に干渉し、墜落を引き起こしかねないと思うからだ。だが本当にそうなのだろうか。

 ある匿名の客室乗務員はそんなことはないと語る。今月、ニュースサイト「Vice.com」とのインタビューに応じたベティさん(仮名)は、「誰も携帯電話の電源を切ったりしません。私もです。こういった指示は全部、ただの予防措置にすぎないのです」と語っている。彼女の雇用主は、彼女が匿名を通したことに感謝するかもしれない。

 米国人操縦士で、「コックピット・コンフィデンシャル(原題:Cockpit Confidential)」の著者のパトリック・スミス(Patrick Smith)氏は、この規則はむしろ用心のために実施されているという点に同意した。実際に電子機器の電波が航法機器に干渉するかどうかは「使用機器がどんな種類かにより、また使用する時と方法による」という。

 スミス氏はノートパソコンを例に挙げ、古いノートパソコンは有害なエネルギーを放出する可能性があるが、それよりも「突然の減速または衝撃が起きた際に、物体としてものすごいスピードで飛んでいく」危険性の方が大きいと指摘する。

 だが、ビジネスパーソンや熱心なツイッターユーザーの旅では最も重要なツール、携帯電話の場合、「携帯の通信が操縦機器を混乱させることは本当にあり得るのか。可能性としてはイエスだが、十中八九はノー。航空各社と米連邦航空局(FAA)はとにかく安全第一主義なのだ」と話す。

 さらに「航空電子機器は電波の干渉を考慮し、電波を遮断するよう設計されており、影響はすべて軽減されるようになっている。そのため携帯電話が飛行に悪影響を及ぼしたと証明された事例はまだない。実際のところは分からないが」と付け加えた。

 携帯電話による電波干渉の潜在的な危険性は、携帯電話の使用中だけではなく、使用していないときにもある。そのため、たとえ乗客には電話を使用するつもりがなくても、機内モードを有効にする必要がある。

 だがスミス氏は、どの便でも離陸前にはっきり要請されるにもかかわらず、「不注意にせよ面倒くさがった結果にせよ、飛行中に(通信機能が)オンのままになっている携帯電話は少なくとも全体の半数に及ぶ」と述べ、「携帯電話がそれほど大きな懸念事項であるなら、(当局や航空会社は)この方針の強制力をもっと強めるはずだ」と指摘した。

とはいえ、携帯電話が原因と思われる重大な事故は、実際に少なくとも2件起きている。1件目は2000年にスイスで起きた未解決のクロスエア(Crossair)機墜落事故。不要電波の送信によって自動操縦システムに混乱が生じていた。2件目は2003年にニュージーランドのクライストチャーチで起きた死者を伴う墜落事故だ。だが、いずれも極端な例である。

 ウェブサイト「airlineupdates.net」に載っているある操縦士によるブログでは、携帯電話の信号を原因とする干渉ノイズは、操縦室のヘッドセットを通して分かると指摘している。ちょうどスピーカーが、近くの携帯電話から影響を受けるのと同じようにだ。

 そのパイロットは「私は飛行中、無線でそのようなノイズを実際に聞いた」と書いている。続けて、「安全上、重大な結果を招くわけではないが、いらいらさせられるのは確かだ」としながらも、「例えば、機内の50人が機内マナーに配慮せず、携帯電話の通信機能をオフにしなければ、携帯電話の基地局を常に最大電力で探そうとする電話機が50機あるということになる。それは大変な無線公害だ」と述べている。

 要するに、技術的な意味では、携帯電話が飛行機の機器に干渉する可能性は確かにある。だがその程度は小さいということだ。【翻訳編集】AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180128-00010000-clc_teleg-int

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