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【経済】もうすぐ、日本人の8割が「負け犬」になる日がやってくる

1 :ノチラ ★:2017/10/11(水) 19:33:04.01 ID:CAP_USER.net

日本人が右傾化した原因
そうしたメカニズムが、根本的に壊れてしまったのが90年代だ。日本経済の底に穴が開いた。それから今日まで、先進諸国がそれぞれ順調にGDP規模を倍加させていった二十数年間に、日本だけがただ同じ場所で足踏みを続けている。そして一人あたりのGDP金額では、想像を絶する急坂を転げ落ちている最中だ。いま現在も転落の速度は一切ゆるまず、また同時に、まだまだ「底」はまったく見えない。

つまりこうして、日本人は未来を指向できる足場をなくしてしまった。かつてエコノミック・アニマルとまで呼ばれた戦後の日本人が「経済成長」を欠いたら、どうなるか。考えるまでもない。「引き戻される」ことになる。田舎に。「捨てたはず」だった、日本伝来の地べたを這いずりまわる「過去の」生活に。

だからいま、明確にそうなり始めている。国際的に見てもかなりめずらしいだろう、汎国民的な「先祖返り」が猛スピードで進行中だ。「弱い者」からどんどん「ヒルビリーの穴」へと取り込まれていく。その仄暗い穴の奥は、ある種母親の胎内のように温かくて心地いい、のかもしれない。

平たく言うと、近年とみに多いという、いくつになっても、いつまでも実家にいて親と同居しているような感覚こそが「そこ」と地続きなのかもしれない。現代の「田舎のプレスリー」は、「風大左衛門」は、もう都会を目指さない。

この「後退」が、文明の退化とも言える現象が、90年代以降の日本人の多くが急速に右傾化した原因だと僕は考える。田舎に、「過去」に還っていくのだから、保守どころではない。ファンタジーの範疇に入るだろう「フィクショナルに美化された戦前の価値観」に耽溺するのは自然な流れだ。もはや、そこにしか居場所はないのだから。「ここではない」嘘八百の偽史のなかにしか、精神の拠り所はないのだから。

排外思想も同様だ。経済が折れて「自信を失った」途端に、自意識の暗い奥底にずっと眠っていた「ヒルビリー性」があらわになったのだろう。旭日旗に対する批判への感情的な反応はもとより、なにかというと「日本人以外」の東アジアの民族や国家を侮辱したがる傾向が、90年代後半以降、燎原の火のごとく広がっていった理由も「文明人からの退化」で説明できる。

退化しながら「仲間誉め」ばかりに精を出し、そのときにかならず「排外的な悪口を言う」といったパターンが多い。

僕は日本人のこの傾向を「日本人至上主義」と呼んでいる。アメリカの白人至上主義者のように、「人種として」の日本人だけが神より選ばれた貴い種なのだ、とするような思想だ。そして、アメリカの例と大いに違うのは、日本における潜在的な「至上主義者」層が「とてつもなく多くいる」ということだ。

少なく見積もっても、日本の全人口の8割がヒルビリー化する可能性がある。そんな人数の何割かが「日本人至上主義者」化するかもしれないわけだ。日本は「ヒルビリーの国」になって、「日本人至上主義(日本人ファースト?)」が国是となってしまう、かもしれない。「一億火の玉」なんてスローガンが提唱されたこともある文明圏なのだがら、あながちこれは「ない話」ではない。

次回、この連載の締めくくりとして、アメリカのヒルビリーが「どこからやって来たのか」その原点を見据えつつ、未来の話もしてみたい。きわめて近い将来、日本のヒルビリーが引き起こし得る厄災について、できるかぎりの透視をしてみよう。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53074?page=3

934 :名刺は切らしておりまして:2017/10/20(金) 00:16:31.94 ID:+Gfqn9C9.net
寄生虫の方が肥えてるのか

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