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【PC】Windows 7のシェアに変化なし、10への移行が一向に進まない

1 :ノチラ ★:2017/08/04(金) 14:18:02.65 ID:CAP_USER.net
Windows 7には「しぶとい」という形容詞が似合いそうだ。米調査会社Net Applicationsのデータによると、企業に広く普及している同OSは、2017年7月の時点でも、Windowsパソコン全体のうちで過半数を占めている。サポート終了が2年5カ月後に迫る中でも、おとなしく引退への道を進みそうにないことが改めて分かった。

Net Applicationsによると、Windows 7のユーザーシェア(世界全体のパソコンのうち同OSで稼働しているパソコンの割合)は、2017年7月は48.9%だった。また、Windowsパソコンの中で占める割合は53.5%だった。(世界のパソコンがすべてWindowsで動いているわけではないので、後者の方が数字が大きい。Windowsはパソコン全体の91.5%だ)。

 Windows 7のシェアは15カ月間にわたってほとんど変わっていない。一方、他のバージョンのWindowsには変化が見られる。例えば、7月のデータを見ると、Windows 8/8.1は、この1年で10ポイント近く減り、パソコン全体に占める割合は7.9%だった。逆にWindows 10は、この1年で12ポイント以上増え、同27.6%と、前月比で1ポイント近く増えた。Windowsパソコンの中で占める割合は30.2%だった。

 今も世界のWindowsパソコンの半数以上を占めるWindows 7は、同時期のWindows XPと比べても、減少の動きが依然として鈍い。Windows XPは、サポート終了(2014年4月)の2年5カ月前の時点で、Windowsパソコン全体に占める割合は53%だった。同じ時点にあたる2017年7月のWindows 7の方が、若干シェアが高い。

アナリストらは、今から3〜6年前に企業各社がWindows XPからWindows 7に移行した時よりも、Windows 7からWindows 10への移行の方が迅速に進むとの見解を示していたが、Net Applicationsのデータでは、そのような傾向は見られない。

 他社のデータでも、Windows 7は同じような状況を示している。アイルランドのアクセス分析企業StatCounterによると、Windowsパソコンの中でWindows 7が占める割合は、2017年7月の時点で45.7%。一方、Windows XPはサポート終了の2年5カ月前の時点で41.9%だった。

 Net Applicationsの2017年7月のデータでは、後継OSであるWindows 10がパソコン全体に占める割合は前月比0.8ポイント増の27.6%、Windowsパソコンの中で占める割合は30.2%だった。同社のデータが示す12カ月間の傾向からComputerworldが推計したところ、このペースで行くと、2018年1月にはWindowsパソコン全体の3分の1がWindows 10となる。

 Net ApplicationsとStatCounterはいずれも、顧客企業のWebサイトの閲覧で使われたブラウザーのユーザーエージェント文字列を調べて、OSの種類を集計することで、推計シェアを割り出している。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/idg/14/481709/080400349/

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