【景気】国内粗鋼生産量0.2％減　７～９月見通し

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http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ04HU0_U7A700C1TJ2000/

2017/7/4 21:38

　経済産業省は４日、７～９月の粗鋼生産量が前年同期比0.2％減の2629万トンになるとの見通しを発表した。２四半期連続のマイナスとなる。自動車や建材向けの需要は堅調に推移しており、同省金属課は「定期修理や新日鉄住金の大分製鉄所の火災トラブルが響いた」とみている。

　７～９月の鋼材需要は前年同期比1.6％減る見通し。高炉メーカーはほぼフル操業の状態が続いている。自動車や建機向けの需要は好調だが造船向けが不振で製造業向けは横ばい。

　建設向けも微増にとどまっているが、2020年の東京五輪に向けた需要が今年秋以降に出てくるとされる。

　一方で、７～９月の鋼材輸出は前年同期比5.7％減る見通し。

【景気】国内粗鋼生産量0.2％減 ７～９月見通し

【景気】国内粗鋼生産量0.2％減　７～９月見通し