【業績】象印、純利益15％減に下方修正　17年11月期

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http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18425740T00C17A7DTA000/

2017/7/3 22:40

　象印マホービンは３日、2017年11月期の連結純利益が前期比15％減の62億円になりそうだと発表した。７％減の68億円だった従来予想より減益幅が拡大する。国内で炊飯ジャーの価格競争が激化しており、利益率が悪化する。

　売上高は５％減の850億円と従来予想より35億円引き下げた。国内ではインバウンド（訪日外国人）需要が落ち込む。中国では炊飯ジャーやステンレス製魔法瓶が伸びるものの、円高で売上高が目減りする見込みだ。

　同日発表した16年12月～17年５月期の連結決算は売上高が前年同期比７％減の483億円、純利益は15％減の43億円だった。大阪市内で記者会見した市川典男社長は「インバウンドの特需は収束した。中国など現地で実演販売やイベントを強化し販売を伸ばしたい」と語った。

【業績】象印、純利益15％減に下方修正 17年11月期

【業績】象印、純利益15％減に下方修正　17年11月期