【円ドル市場相場】外為12時　円、反落し111円台後半　日経平均上昇でリスク選好

へっぽこ記者＠エリオット ★

　20日午前の東京外国為替市場で円相場は反落した。12時時点では１ドル＝111円65～68銭と前日の17時時点に比べ54銭の円安・ドル高水準で推移した。９時10分すぎには111円77銭近辺まで下げ幅を拡大した。前日の米株式相場の上昇を受け、日経平均株価が一時年初来高値を上回った。投資家のリスク選好姿勢が強まり、「低リスク通貨」とされる円を売ってドルを買う動きが優勢だった。

　一方で、時間外取引の米10年債利回りが小幅に低下したことや「国内輸出企業による円買い・ドル売りが入った」（国内銀行の為替ディーラー）こともあって円の下値は限られた。９～12時の円の高値は111円63銭近辺で円の値幅は14銭程度だった。

　円は対ユーロで続落した。12時時点では１ユーロ＝124円55～57銭と同17銭の円安・ユーロ高水準で推移した。対ドルでの円売りがユーロにも波及した。

　ユーロは対ドルで反落した。12時時点では１ユーロ＝1.1154～57ドルと同0.0040ドルのユーロ安・ドル高水準で推移した。米金利上昇で対ユーロでもドルを買う動きが優勢だった。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕

2017/6/20 12:21
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASS0IMF04_Q7A620C1000000/

【円ドル市場相場】外為12時 円、反落し111円台後半 日経平均上昇でリスク選好

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