【為替】外為17時　円、続伸し109円台半ば　米長期金利の低下で

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http://www.nikkei.com/article/DGXLASS0IMF06_V10C17A6000000/

2017/6/15 17:22

　15日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は１ドル＝109円49～52銭と、前日の同時点に比べ69銭の円高・ドル安だった。14日に発表された５月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）や小売売上高が市場予想を下回ったのを背景に米長期金利が低下（価格は上昇）し、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入った。

　14日まで開いた米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は今年２回目となる利上げに踏み切ったが、低調な経済指標を受けて今後の金融政策の正常化を計画通りに進められるか懐疑的な見方が市場で広がった。

　10時前の中値決済に向けては国内輸入企業から円売り・ドル買いが出て、円は伸び悩む場面があった。

　９～17時の円の高値は109円40銭、安値は109円80銭で、値幅は40銭だった。

　円はユーロに対しても続伸した。17時時点は１ユーロ＝122円54～57銭と前日17時時点に比べて95銭の円高・ユーロ安だった。対ドルでの円買いが対ユーロにも波及した。

　ユーロは対ドルで小幅に続落した。17時時点では１ユーロ＝1.1190～93ドルと同0.0018ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕

【為替】外為17時 円、続伸し109円台半ば 米長期金利の低下で

【為替】外為17時　円、続伸し109円台半ば　米長期金利の低下で