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【働き方】失われた20年の本当の原因は「頑張りすぎた」から バブル期の働き方を引きずるのはもうやめよう
- 1 :ののの ★:2017/05/18(木) 16:49:05.77 ID:CAP_USER.net
- 2017.5.18篠原 信
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/8/7/600/img_874eac6ffc2520debecba0932631fc1c267860.jpg
必要なのは、“頑張らない時間”。
?嫁さんは子どもへの接し方が非常にうまいのだが、2人目が生まれた頃、もう少しこうした方が・・・と思った時期があった。
そこで「こう接したほうがいいと思うよ」とアドバイスすると、「分かってる。でもうまくいかないの」とションボリしていた。
?伝え方が悪かったと思って、しばらくたってから別の形でアドバイスした。すると今度は「分かってるの。でもどうしてもうまくやれないの。
どうしたらいいの?」と泣き出してしまった。
?一晩考え込んで、翌日、私は次のように嫁さんに伝えた。「君は本当によく頑張ってる。これ以上はないほどに。すごいよ。
僕だったらとても無理だ。本当にありがとう」。すると翌日から、嫁さんの子どもへの接し方が元に戻り、とても上手になっていた。
?後で嫁さんから教えてもらった。「頑張ってる、って言ってくれたでしょ。
そのおかげで、そうか、私頑張ってるよね、これ以上頑張れないほど頑張ってるんだよね、と思えるようになった。
それまで私は、なんでもっと頑張れないの、と自分を責めてた」。
?泣いてわめいて、決して大人のペースで動いてくれない頑是(がんぜ)ない子どもを相手にするには、心にゆとりが必要だ。
嫁さんはそのことに気が付き、「目いっぱい頑張ってしまうと、子どもを笑って受けとめる余裕を失ってしまう。申し訳ないけど、家事の手を抜かせて。育児を優先させて」と私に提案してきた。文句あるはずもなかった。
頑張りを心の底から承認する
?実は、最初の2回のアドバイスでも、「家事はもっと手を抜いたらいい、子どもとの接し方を変えるには余裕を持たなくては」と伝えていた。
しかし嫁さんの心に響くどころか、嫁さんには責める言葉にしか聞こえなかった。
家事も育児もしっかりこなしたい。しかしそれができない自分にいら立ち、それを指摘した私の言葉は、追い打ちをかけるだけになっていたのだ。
?私は肝心な言葉を伝え損ねていた。「君はもう、これ以上無理というほどに頑張っている」と。
この言葉を伝えないままでは「もっと頑張れ、できないのは努力不足か無能だからだ」と、心にこだましている声をもっと強めてしまうだけに終わるのだ。
?頑張りを心の底から承認すると、「そっか、私は限界まで頑張っていたんだ。これ以上頑張っても空回りするだけ。
力こぶの入れ所を冷静になって考え直そう。考えるための余裕を取り戻そう」と思えるようになるのだ。…
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49984
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