【日銀】マイナス金利拡大、企業も４割「望まず」　民間調べ

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　東京商工リサーチは９日、日銀のマイナス金利政策の影響について聞いた企業向けアンケート調査の結果を公表した。
マイナス金利の幅を一段と拡大する深掘りには、全体の４割が「望まない」と答えた。
収益を圧迫される金融機関だけでなく、恩恵を受けるはずの企業も金融政策の新手法に不安を感じている実態が明らかになった。

　調査は４月中旬に実施し、5196社から回答を得た。深掘りについては全体の38.1％が望まないと回答し、
望むと答えた企業（9.9％）を大きく上回った。東京商工リサーチは「日本で初めての取り組みに不安を感じる人もいる。
収益の悪化した銀行が貸し出しを渋ると心配しているのでは」（情報本部）と分析している。

　足元のマイナス金利政策が経営に「プラス」と回答したのは27.9％で、
もっとも多かったのは「どちらとも言えない」（65.6％）。
政策を導入した2016年２月以降に新規調達や借り換えをしなかった企業は全体の47.6％に上り、
その半分が「資金需要がない」ことを理由に挙げた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09H5F_Z00C17A5EE8000/

【日銀】マイナス金利拡大、企業も４割「望まず」 民間調べ

【日銀】マイナス金利拡大、企業も４割「望まず」　民間調べ