【施設】日本テレビ、遊戯施設「アンパンマンこどもミュージアム」を子会社化へ

海江田三郎 ★

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ22HJY_S7A320C1000000/

　日本テレビホールディングス（ＨＤ）は22日、子会社を通じて遊戯施設「アンパンマンこどもミュージアム」を
運営するＡＣＭ（東京・港）を子会社化すると発表した。増資を引き受け、出資比率を引き上げる。
親子連れから人気が高いアニメキャラクター「アンパンマン」の施設を展開するＡＣＭとの連携を強化し、テレビアニメとの相乗効果を狙う。

　キャラクターの商品化権などを管理する子会社、日本テレビ音楽（東京・港）を通じ、
31日付でＡＣＭの第三者割当増資を引き受ける。出資比率はこれまでの26％から、50％超になる予定だ。
日本テレビＨＤは2017年３月期の業績に与える影響について「軽微」としている。

　ＡＣＭはアンパンマンの遊具や物販店をそろえた「アンパンマンこどもミュージアム」を運営。
2016年12月期の売上高は前の期比８％増の約35億円、純利益は同43％増の２億2200万円。現在、仙台や横浜、名古屋、神戸、福岡の全国５カ所で展開している。

　増資で得た資金で設備投資を進める計画で、
2019年には「横浜アンパンマンこどもミュージアム」（横浜市）をプロサッカーチームの練習場「マリノスタウン」跡地に移転する。