【北海道】築45年の老朽マンションで屋上の壁が突然崩落　23世帯に避難要請

海江田三郎 ★

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170310-00000004-hokkaibunv-hok

　これはマンションのベランダの写真ですが、大きなコンクリートの塊が…。
　さらに別の写真でも、落下の衝撃で仕切りの板が粉々に壊れています。
　3月3日、札幌市西区のマンションで、屋上の壁が約30メートルにわたり崩落しました。
　突然、避難を求められた住民からは、困惑の声が上がっています。
　住民：「どーんと響いて、ぐらっと揺れる感じで音が先だった」「かなり揺れた。地震って最初に思った」

　札幌市西区の閑静な住宅街にある7階建ての賃貸マンション「宮の沢ハイツ」。
　築45年のこのマンションで3月3日、屋上の壁が壊れ、約30メートルにわたり崩落しました。
　記者：「崩落現場の真下は、10日現在、通行止めになっていて、地面には大きなコンクリート片が今も残ったままです」
　幸い、これまでにけが人はいませんが、マンション管理会社は「入居者の生命に危険を及ぼす可能性が高い」として、
3階から7階の23世帯に避難要請をしました。
　しかし…。
　住民：「なるべく急いで出てください、と聞いたがいつ戻れってこられるかわからない状況。簡単に出られない」
　管理会社は、避難する世帯に1日1万円を10日間分、支給するとしましたが、住民は冷ややかです。
　住民：「一応、10日間で（修復が）終わるって言っていますが、絶対に終わらないでしょ。不安だけがどんどん大きくなる」
　管理会社によりますと、10日から修繕工事を始める予定でしたが工事は始まらず、元に戻すには数か月かかる見込みとなっています。

【北海道】築45年の老朽マンションで屋上の壁が突然崩落 23世帯に避難要請

【北海道】築45年の老朽マンションで屋上の壁が突然崩落　23世帯に避難要請