【ドラッグストア】ザグザグがナチュラルＨＤ傘下に　店名や従業員雇用は維持[02/21]

朝一から閉店までφ ★

ナチュラルＨＤの子会社となっったザグザグの店舗＝岡山市北区
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　岡山県内でドラッグストア最大手のザグザグ（岡山市中区清水）が、九州を中心に「ドラッグストアモリ」を展開するナチュラルホールディングス
（ＨＤ、福岡県朝倉市）の子会社となったことが２０日、分かった。同ＨＤがザグザグの発行済み株式の過半数を取得した。ザグザグの後継者不在などが理由とみられる。

　両社などによると、ザグザグの藤井孝洋社長（７３）が所有していた同社発行済み株式の約６１％をナチュラルＨＤに１７日付で譲渡した。譲渡額は非公表。
ザグザグは店名を変えず、従来通り営業する。従業員の雇用も維持。同ＨＤからザグザグへの役員派遣などは今後詰める。

　ザグザグは藤井社長が１９９０年に創業した。独自のポイントサービスや豊富な品ぞろえを強みとし、現在は岡山、広島、香川県を中心に１３９店を展開する。
関係者によると、藤井社長が高齢などを理由に株式譲渡を検討していたといい、出店エリアが重複せず、経営への考え方も近い同ＨＤへの傘下入りを決めたとみられる。

　ザグザグは２０１２年に流通最大手イオン（千葉市）と資本業務提携し、イオンはザグザグの株式の１５％を保有する。両社の提携関係は今後も続ける方針。

　ナチュラルＨＤは子会社が九州、四国、山口県に計２４２店のドラッグストアモリを展開している。ザグザグを傘下に置くことで、単純計算すると売上高１７００億円超、
店舗数約３８０店の西日本有数のドラッグストアチェーンとなる。両社は今後経営ノウハウを融合し、店舗運営などで効率化を図る。

　ザグザグは資本金１億円、売上高６１５億円（１６年８月期）、従業員約２７５０人。ドラッグストアモリを運営する子会社は
１９８３年創業、８８年設立、資本金３千万円、売上高１１４６億円（１６年３月期）、従業員約４２００人。
（2017年02月21日 08時00分更新）
http://www.sanyonews.jp/article/490883/1/

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