【食】ローソン、福島県産食材をふんだんに使用した弁当と豚汁を発売開始

海江田三郎 ★

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170113-141151.php

小高商高（南相馬市）はローソンと共同で県産食材をふんだんに使用した弁当と豚汁を開発した。
１３日から県内のローソン全１２５店舗で販売する。同高とローソンの共同開発は昨年に続き２度目。
地産地消と復興支援を目的に「県産食材を使い、地域活性化を応援したい」との思いが込められている。

　商品は「小高商業高校発！味わい中華幕の内弁当」（税込み５５０円）と
「小高商業高校発！会津味噌仕立ての豚汁」（税込み３８０円）。同高流通ビジネス科３年の紺野凪沙（なぎさ）さんと坂下（さかした）睦美さんが考案した。

　弁当は県産鶏肉のユーリンチーを中心に成田食品（相馬市）のモヤシや菅野漬物食品（南相馬市）のキュウリの
漬物などを盛り合わせた。豚汁は県産豚肉のほか、会津天宝醸造（会津若松市）のみそを使用した。

　弁当は１万食、豚汁は４千食を２６日まで販売する。売り上げの一部は、東日本大震災で被災した高校生、
大学生を支援するローソンの奨学金制度「夢を応援基金」に寄付される。

　紺野さんと坂下さんは１２日、県庁に内堀雅雄知事を訪ね、コラボ商品を披露した。試食した内堀知事は
「味のバランスが良くておいしい。寒い時にパワーがもらえる」と太鼓判を押した。２人は「県産食材がこんなにおいしいということを知ってもらいたい」と話した。