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【技術】時速1200kmの次世代超高速交通システム「ハイパーループ」が初のフルサイズ車両の走行実験を実施へ

1 :海江田三郎 ★:2017/01/11(水) 13:03:39.38 ID:CAP_USER.net
http://gigazine.net/news/20170108-full-scale-hyperloop-test/
http://i.gzn.jp/img/2016/05/12/hyperloop/00_m.jpg
http://i.gzn.jp/img/2017/01/08/full-scale-hyperloop-test/01_m.jpg

起業家のイーロン・マスク氏が提唱し、2社によって開発が進められている「ハイパーループ」
構想のテスト用トラックがアメリカのラスベガスに建設され、2017年前半期中にも実車サイズの車両を使ったテスト走行が開始されるプランが発表されました。


ハイパーループのシステムを開発している「Hyperloop One」のニック・アール上級副社長は2017年1月3日、
ネバダ州ラスベガスの北東に位置するアペックスに長さ500メートルにおよぶ試験用のトラックを建設し、試験走行を3か月以内に
開始する見通しを発表しました。アール氏はテスト計画の見通しについて「車体は実際に浮き上がり、スピードを上げ、
そして減速します。そして数か月後には、走行する距離を数kmに延長して試験を実施します」と明らかにしています。

説明によると、同社では4つの技術を独自の方法で組み合わせることでハイパーループを走らせる仕組みを取り入れているとのこと。
その様子についてアール氏は「自動走行可能な車体を作り、筒状のチューブの中に入れます。そしてチューブから空気を抜き、
電磁石を使ったリニアモーターと、パッシブ型の電磁気浮上機構を使い、水平に並べられたチューブの中を高速で走行することになります」と語っています。

ここで語られている「パッシブ型の電磁気浮上機構」というのは、磁石を特殊な配列「ハルバック配列」に配置することで
電力を大幅に削減できる機構のことを指していると考えられます。日本が開発を進めている「リニアモーターカー構想」では、
液体窒素などを用いた永久磁石により浮上力を生みだす仕組みとなっていますが、この方式には大量の電力を必要とすると見られているのですが、
ハルバック配列を用いた浮上システムであれば、車体を高速で走らせるだけで浮上力が得られると考えられており、
大幅な電力の削減とそれに伴うコスト・運賃の削減が可能になると考えられています。その詳細は以下の記事を見れば把握できます。

実車による走行が開始されていない以上、現段階ではまだ実際にこのシステムが十分に機能することは証明されていません。
しかしアール氏は「ひとたびこのシステムの有用性が証明されれば、建設費はおよそ半分に下がることとなります」と、寄せる期待の大きさを語っています。

同社では、2020年にも貨物用ハイパーループの実現を目指して開発を進める見通しとのこと。同社では2016年初頭からテスト
用施設の建設を進めてきており、ついに具体的な試験が開始される段階に到達したようです。

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