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【エネ】コストは大型の火力発電と同等、地熱発電に注目が集まる

1 :海江田三郎 ★:2016/09/29(木) 11:58:15.56 ID:CAP_USER.net
?いまからちょうど50年前の10月8日。国内初の商用地熱発電所として、岩手県八幡平市に建設された
松川地熱発電所が運転を開始した。太陽光や風力発電と比べると認知度は低いが、
実は日本は米国、インドネシアに次ぐ世界第3位の地熱資源国。にもかかわらず、発電設備容量で見ると、世界第9位にまで後退している。

つまり、資源量は豊富だが、発電設備の普及が進んでいないのだ。
 松川地熱発電所の誕生以降、オイルショックなどが追い風となり、国内の地熱発電量は段階的に伸びた。
しかし、1990年代半ば以降、ぴたっと成長が止まってしまう。
 多くの再生可能エネルギーと同様に、火力や原子力と比べると、地熱発電の発電容量は小さい。
たとえば、原発なら1基で100万キロワットクラスのものも多いが、地熱発電は大規模なものでも数万キロワット。
原発の10分の1以下だ。発電容量の大きい火力や原子力のコストダウンが進んだこともあり、地熱を推進しようという機運が生まれなかったのだ。
 しかし、2011年に起きた東日本大震災以降、潮目は変わった。12年7月からは再生可能エネルギーを電力会社が固定価格で買い取る
「フィード・イン・タリフ(FIT)」制度がスタート。これによって、発電コストが高めの再生可能エネルギーでも採算が取れるようになり、
20年ほども動きが止まっていた地熱発電も再び、前進し始めた。
 地熱発電の方式は大きく分けると2つある。比較的大型なのは、「蒸気発電」と呼ばれる方式。地下の地熱貯留層にある、
200〜300℃超の高温天然蒸気で直接、タービンを回す方法だ。火力発電は、燃料を燃やしてお湯を沸かし、
その蒸気の力でタービンを回すというのが基本的な仕組み。地熱発電は、地下から出てくる蒸気をそのまま活用する。だから燃料いらずなのだ。

(中略)

 地熱発電のメリットは、なんといっても発電の安定性だ。設備稼働率で見ると、太陽光は10%強、風力も2割程度だ。
太陽光は夜間は発電できないし、風力発電も無風なら風車は動かないからだ。しかし地下の蒸気は常に使用できるから、
地熱発電は71%と、原発よりは若干劣るものの、ほぼ同等と言っていいレベルの安定性を誇っている。
 ちなみに、原発や火力であっても、設備稼働率が100%にはならない。定期点検などで止める必要があるからだ。
地熱も同様で、天然蒸気に含まれる不純物、たとえば金属成分やシリカなどが設備に付着するため、定期的にメンテナンスを行う必要がある。
 コスト面ではどうか。「初期投資は大掛かりなので、回収までに時間はかかります。しかし、40年ほどの長期で運用すれば、
大型の火力発電所と同等と、国では試算しています」??独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の
高橋由多加・地熱部地熱開発課担当調査役は、こう語る。

(続きはサイトで)
http://diamond.jp/articles/-/103040?page=2

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