【地球温暖化】パリ協定、日本抜きで発効か　米中欧印が批准へ

海江田三郎 ★

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201609/CK2016092802000250.html

京都議定書に代わる地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」批准のための国内手続きを、
ドイツが三十日までに終える方針であることが分かった。複数の交渉関係者が二十八日、
明らかにした。インドとフランスも近く批准する見通しで、批准国の排出量が協定発効に必要な世界の総排出量の５５％を超え、
十一月にも発効することになる。国内議論が遅れている日本抜きでのスタートが濃厚だ。交渉関係者によると、欧州連合（ＥＵ）は三十日の理事会で協定批准を議論し、十月三～六日の欧州議会との協議を経た上で同七日までに方針を決定する。
　ポーランドなどが難色を示しており、合意が得られない可能性も残る。この場合、
ドイツは議長国として協定をまとめながら、自国の批准抜きでの協定が発効することを嫌うフランスと共に単独で批准する構えだという。
　このほか、インドが既に十月二日までに批准手続きを終えることを表明している。
　条約事務局によると二十八日現在、批准国は六十一で発効に必要な五十五カ国を既に超えた。
批准国の排出量が世界全体に占める比率は４７・７９％。これにインド（４・１％）、
ドイツ（２・５６％）、フランス（１・３４％）が加わると発効に必要な５５％に達する。

（以下略）

【地球温暖化】パリ協定、日本抜きで発効か 米中欧印が批准へ

【地球温暖化】パリ協定、日本抜きで発効か　米中欧印が批准へ