【企業】仏ルノー、ゴーン氏のボーナス２０％減へ　昨年報酬８億円に批判

海江田三郎 ★

http://www.asahi.com/articles/ASJ7X2HCKJ7XUHBI00H.html

仏ルノーは２７日、カルロス・ゴーン最高経営責任者（ＣＥＯ）の報酬体系を見直すと発表した。
業績などに連動するボーナス相当分を、原則としてこれまでに比べて２０％引き下げる。ゴーン氏の報酬をめぐっては高すぎると株主の批判が強まっていた。
　利益率など４項目の基準をすべて満たした場合、報酬のうちのボーナス相当分は固定給の１・５倍だったが、
２０１６年は１・２倍に引き下げる。１５年の報酬では固定給が１２３万ユーロ（約１億４３００万円）で、ボーナス相当分は
一部の基準を満たせなかったため、固定給の１・４５倍の１７８万ユーロ（約２億６００万円）だった。
ただ、利益率が大幅に上がるなど特別な条件を満たせば、追加のボーナスが払われるという。

　一方、ゴーン氏は取締役会に対し、ボーナス相当分のうち、毎年１００万ユーロを教育支援などにあてる考えを伝えた
ゴーン氏の１５年の報酬総額は７２５万ユーロ（約８億４１００万円）で、４月末の株主総会ではゴーン氏の報酬の議案に約５４％が反対した。（ロンドン＝寺西和男）

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