2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【医療】1回で寿命が6年縮む!? 「全身麻酔」が身体に残す深刻なダメージ

2 :海江田三郎 ★:2016/07/26(火) 16:11:42.21 ID:CAP_USER.net
なぜ効くか分からない
もし全身麻酔手術を受けなければ、男性の父親はいずれ大動脈瘤破裂で死んでいたかもしれない。しかし男性は、
「最後の1ヵ月間の苦しみようを見ると、大動脈瘤破裂のほうがまだ苦しくなかったのではないか、とさえ思いました」と語る。
普通、患者やその家族は、がんや心臓病といった病気そのもの、あるいは手術そのものに気を取られて、「脇役」である麻酔がはらむ危険性まで考慮に入れることはほとんどない。
しかし先述した通り、たとえ手術が成功し、病気が治っても、全身麻酔のせいで一生にわたる障害を負う人や、命を落とす人は確実に出ている。
「麻酔薬の分量を正しくコントロールするには、熟練が必要です。慣れない救急医や外科医が麻酔薬を投与しすぎ、手術が終わったあとも患者が
3日間眠り続けたとか、気道の確保がきちんとできておらず、気が付いたときには患者の呼吸が止まっていた、といった失敗はあとを絶ちません。
私が家族に全身麻酔の手術を受けさせるなら、絶対に麻酔科医がいる病院にします」(医療コンサルタントの吉川佳秀氏)
本来、全身麻酔は麻酔科専門医の担当である。だが、特に地方の病院では人手が足りず、外科医が麻酔を行うのが日常茶飯事だ。
患者が高齢者や喫煙者で、心肺機能が衰えている場合には、特に危険が高まるという。
「全身麻酔では自力で呼吸できなくなりますから、手術がうまくいっても、麻酔から覚めるときに肺に痰などが入って肺炎を起こしたり、
脳が酸素不足になって譫妄状態に陥るなど、重い合併症が起きるリスクがあります」(広島大学病院講師の讃岐美智義医師)
さらに、驚くべき事実がある。麻酔薬の作用機序、つまり「どのようにして麻酔がかかるのか」「なぜ麻酔薬を投与されると、
人は意識や感覚を失うのか」というメカニズムは、未だに完全には解明されていないのだ。
つまり医者たちは「今までも効いてきたから、大丈夫だろう」という経験則にもとづいて、全身麻酔を行っているにすぎない。先述したような、
死に至る「失敗例」に関しても、正確な原因は藪の中というのが実情である。
「そもそも、なぜ効くのか分かっていないのだから、事故が起きた際の検証もできない。つまり、全身麻酔の事故は今後も防ぎようがないということです」(前出・麻酔科医)
手術をするとなれば、どうしても全身麻酔を受けるよう、医者から言われる局面はある。そのとき、麻酔が体に深刻なダメージを与えるかもしれないということを、心に留めておくべきだ。

総レス数 201
46 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★