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【技術】電子ペーパーがフルカラーになる技術がついに開発される、省電力性はそのまま

1 :海江田三郎 ★:2016/05/26(木) 17:27:00.89 ID:CAP_USER.net
http://gigazine.net/news/20160525-color-epaper/
http://i.gzn.jp/img/2016/05/25/color-epaper/001_m.jpg
http://i.gzn.jp/img/2016/05/25/color-epaper/2930488579_41572c6416_o.jpg


ディスプレイを自由自在に折り曲げられることや省電力であることが特徴で、ヘルストラッカーや
Kindleにも採用されている電子ペーパーの開発元E Inkが、新たにフルカラーの電子ペーパーを開発したと発表しました。


フルカラーの電子ペーパーはAdvanced Color ePaper(ACeP)と呼ばれています。電子ペーパーの根幹の技術である
電気泳動ディスプレイ(EPD)の各ピクセルがカラーフィルターアレイ(CFA)を使わずにフルカラーを実現したのはこれが初めてのことで、
今後はまず電子看板への応用が考えられています。


EPDは透明な液体の中で浮動する微粒子を電解負荷によって移動させることで文字や画像を作り出します。
ACePは有色顔料を使用しており、カラーフィルターアレイのように隣接した画素の組み合わせによって色を作り出すのではなく、
各ピクセルそのもの自体がフルカラーであることから、色の豊かさを実現しています。また、フルカラーになったからといって電力消費が大きくなることはなく、
これまで同様の省電力と読みやすさであるとのこと。

E Ink会長のFrank Ko氏は「E Inkの根幹は素材とテクノロジーなのです。プロダクトの中心となる仕組みはE Ink社内で開発されました。
我々はACePがこれから開発される次世代EPDディスプレイ搭載プロダクトの基礎となるだろうと考えています」と語っています。


ピクセルに色を組み込むという技術は既に存在するものの、いずれも技術的に複雑で製造コストがかかりすぎるという
問題を抱えていました。そのため、ACePの開発に際して、研究者が「商業的に使えるレベルで、いかにピクセルに色を組み込むか」とい
う難題を解決した点が非常に画期的であるわけです。E InkのCTOであるMichael McCreary氏は「E Inkの研究開発チームは
電気泳動ディスプレイを深く理解し、経験も豊富だったので、ACePの開発は可能であると確信されていました。開発が行われた何年もの間、
多くのブレークスルーが起こりましたよ」と語っています。
なお、ACePは2016年5月24日(火)から26日(木)までの間、アメリカ・カリフォルニア州のモスコーニ・センターで行われているDisplay Weekで展示されています。

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