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【学歴】“大学は推薦入学”の新入社員は使えない、は本当か

2 :海江田三郎 ★:2016/04/06(水) 09:59:43.42 ID:CAP_USER.net
 文部科学省によると、2014年度の大学入学者のうち、私立大学ではAO入試が8.6%、推薦入試が34.4%と受験を知らない割合が4割超となっています。
 なかにはAO入試を経験していない世代の方もいらっしゃると思いますので、ここで説明を加えておきます。アドミッションズ・オフィス入試が
正式な名称で、大学の出願者自身の人物像を学校側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試方法です。
自己推薦方式とも呼ばれ、面接や小論文などで評価を行って合格者を選抜します。あるいは各種コンテストや弁論大会など、
所定のコンテストで優秀な成績を収めた受験生に対する入学枠を用意している大学もあります。
 ちなみにSTAP細胞論文の不正問題が騒がれた小保方氏は早稲田大学に「AO入試」で入学しています。また、小保方氏だけでなく
スポーツや芸能界から大学入学した学生にAO入試組は多く、「問題があるのでは?」と指摘する人も少なくありません。
このAO入試を含めた大学受験を知らない「推薦組」はこの10年で比率が大幅に増えたので、職場での接触機会が増えました。

「入試組ですか、推薦組ですか」
この質問をせず適性を見抜くには?
 この推薦組の増加が企業の採用担当者を戸惑わせている状況について、どのように捉えるべきでしょうか。
 会社は大学という肩書だけに頼らずに、人物評価を厳しくおこなう必要が出てきたということではないでしょうか。
「〇〇大学の〇〇学部卒なら間違いない」と決めつけることなく、学生時代に形成された人格や能力など選考プロセスであぶりだす工夫が必要になったのです。
 具体的には面接での工夫が必要かもしれません。例えば、会社が推薦組に対してネガティブなイメージを持つ原因となっている
主体性の低さ、ストレス耐性の低さ、適応力の低さを見破るため、的確な質問を準備することです。
 例えば、「これまでで一番長続きしたことを教えてください」という質問でストレス耐性を見破ろうとする人事担当がいます。
ストレス耐性が高いなら何ごとも長続きする…との観点でしょう。あるいは「これまで失敗や挫折を経験した時にどのように対処したか」を尋ねる質問。
これも挫折や失敗にどう向き合ったかでストレス耐性を見破るものです。
 さらに、主体性を見破るためなら「学生時代に最も力を入れたことは何ですか」といった基本質問に「そこであなたはどんなことを考え、
どんな行動をとりましたか 」といった掘り下げる質問を加えます。
 会社としては、その学生に自社に対する適性があれば推薦組だろうが受験組だろうが、関係ありません。「あなたは一般ですか?それとも推薦ですか」
などという下世話な質問を避けて、選考をしていきたいものです。
 また、学生も推薦だから就職活動で不利かも?などと心配する必要はありません。それより、学生時代に能力を高める努力と充実した
学生生活を過ごすこと。そして、その経験を語れる準備をしておくこと。これができれば推薦組と受験組なんて関係ありません。

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