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【土地】神奈川の村で坪20万円の分譲地が売れない理由・・・本厚木駅までバスで30分の立地でも応募なし

1 :海江田三郎 ★:2016/01/19(火) 19:09:09.99 ID:CAP_USER.net
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/011500147/

 神奈川県に村があることをご存じだろうか。丹沢大山国定公園内に位置する清川村は人口は約3000人。
相模川水系の中津川が村内を流れ、上流には中津川をせき止めて造った宮ヶ瀬ダムがある。
人造湖の宮ヶ瀬湖周辺は観光スポットでイベントも多く開かれる。
 この村の最大の特徴は都市部に近いことだ。厚木市の中心部にある小田急線本厚木駅まではバスで30分、
町田市や横浜市、川崎市、東京都内西部までは1時間前後。首都圏への通勤、通学も可能な場所だ。

 本厚木駅からバスに乗って、15分程度が過ぎると、見慣れた都市郊外の宅地風景が一変し、
田園風景が広がる。その後さらに、渓谷の風景へと変わる。この変化は驚きだ。
 その立地を生かして清川村では移住政策を打ち出している。村内の舟沢地区にある竹薮だっ
た空き地を村が買い取り宅地として造成。昨年4月、6区画に分け分譲販売を開始した。

通勤環境にも優れた理想的な田舎暮らし
 50坪(約165平方メートル)程度の土地で、価格は1000万円前後、都市部に住んでいる感覚からするとかなりの低価格だ。
しかも県道に面した高台に位置し、付近には清流も流れる。遠方には丹沢の山々が望める。
最寄りのバス停までは徒歩で3分程度。高台と言っても県道から少し上がる程度で、坂を延々、上り下りしなくてはならない場所ではない。
 清流まで徒歩ゼロ分、バス停徒歩2分、職場が厚木なら30分という具合。都市生活者にとっては、田舎暮らしを始める理想的な場所に思える。

 だが、いまだに買い手が付かない。清川村に確認すると1月15日現在、6区画ともまだ販売中だ。なぜ、なのか。

 移住政策を推進する大矢明夫村長も「売れない理由は我々も聞きたいくらいです」と首をかしげる。
 もちろん、売れる確信を持たずに分譲したわけではない。むしろ、清川村では10年前から移住政策
を続けてきた実績がある。同様の宅地分譲や村営住宅の運営で過去に成功を収めており、今回も満を持しての分譲販売だった。

 しかも、舟沢地区は村内でも交通至便な場所。実際、民間の事業者が近年、造成した宅地が周囲に
広がっており、ニーズは確実にあるように見える。
 だが、分譲を始めて半年が過ぎても、売れない。そればかりか問い合わせすらなくなってきた。
そこで昨年9月、清川村は大胆な値下げを打ち出した。

 移住政策は若い世代を呼び込み、村の人口減少に歯止めをかけ、永続させることを狙っている。
そのため値下げ策も子育て世代を主に狙っている。

最大400万円の大幅値下げを断行
 その内容は、夫婦がともに45歳以下なら100万円、同居する子供が1人なら50万、2人なら2人目に対して100万円、
3人なら3人目に対して150万円という具合に最大400万まで減額する。45歳以下の夫婦で子供2人なら250万円、3人なら400万円の減額になる。
 販売価格が1000万円程度なので400万円の減額を受けられれば600万円程度で50坪の宅地を手に入れることができる。
 この値下げ策はテレビ番組などマスコミにも取り上げられ、問い合わせも殺到した。
政策推進課の川瀬久弥課長は「減額してからの問い合わせは100件を超えます。
減額前は数件しかなかったので、かなりの効果がありました」と話す。
 見学者は近隣からだけではなく、横浜や鎌倉、横須賀、藤沢市などからも訪れた。
中にはかなり話が進み、成約を目前にしたケースもあったと言う。
 だが、それでも売れない。値下げして話題になり、見学者が多く来るようになっても売れない。
ここまで状況が厳しいと、大矢村長が「なぜ、売れないのか」と首をかしげる気持ちも理解できる。
 不動産市場の状況や、この物件そのものの評価の分析を清川村は現在進めている。見学者の意見、
感想から購入に踏み切れないいくつかの理由が浮き彫りになっている。

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