2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【企業】ルノー、175円でF1チームを買い戻す

1 :海江田三郎 ★:2016/01/07(木) 10:12:13.94 ID:CAP_USER.net
http://jp.autoblog.com/2016/01/05/renault-f1-team-lotus-genii-finance/


F1チームの運営には莫大な費用が掛かるし決して簡単なことではないが、
ルノーがジニー・キャピタルからロータス・チームを買い戻した値段は安かった。
最新の報道によると、ルノーが支払った金額はたったの1ポンド(約175円)だという。しかし、この過程は非常に複雑だった。
ルノーがこれほど安くチームを手に入れられたのにはもちろん理由がある。ロータスが巨額の負債を抱えていたからだ。
そして、その一部はルノーが負担することとなる。2年ほど前に、チームにはおよ
そ1億1,400万ポンド(約200億円)の赤字があると言われており、数ヶ月前には英国政府に
納める270万ポンド(当時のレートで約4億9,200万円)の税金を、ルノーが肩代わりした。
新しい契約条件では、ルノーはチームの前オーナーが蓄積していた負債を負担することになるが、
株主がチームに貸し付けた9,820万ポンド(約172億円)は免れることになるだろう。

英国エンストーンに本拠地を置くチームの歴史は、トールマンとして誕生した1981年に遡る。
1985年にはイタリアの大手ファッション・ブランド、ベネトンがこのチームを買収し、
2000年にルノーに売却した。その後10年間で2度のタイトルを手にした後、ルノーはチームから手を引きはじめ、
徐々に所有権を投資会社のジニー・キャピタルに移行させてきた。同社はそれ以降、
ロータスの名で2017年まで運営する契約を結んでいる。
競争力のあるチームにするための資金が提供できないため、ジニー・キャピタルはチームをルノーに売り戻した。
しかし、複雑な経済事情により、この取引は簡単にはいかなかった。まず、ジニー・キャピタル
とその関連会社であるグラヴィティ・モータースポーツ(チームの親会社)は、全ての経営権を
保有していなかったため、600万以上の株をWhiterock Allianceから買い戻し、自身の6,000万株
に加える必要があった。そして、この株の大部分は、ルノーの100%子会社であり書類上では
ベネトン時代にチームを所有していた英国のペーパー会社、Gringyに移行されることになった(その費用が1ポンドだった)。

Gringyはチームの90%の株を所有し、残りの10%をジニー・キャピタルとその投資家が保持する。
これによってルノーは、フェラーリやメルセデスのように自前でパワートレインを開発するF1チームとして再び参戦することになる。

総レス数 37
9 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★