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【PC】ありそうでなかったハイエンドCPUを熱源にしたヒーター登場

1 :海江田三郎 ★:2016/01/06(水) 18:11:02.31 ID:CAP_USER.net
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20160105_737604.html

1月4日(米国時間)に開催されたCES 2016のプレビューイベント「Unveiled」では、LenovoやLGといった大手企業から、
名も知れない中小企業まで、多数の企業が出展しており、独自性の高い製品を展示している。
 Unveiled自体に特定のテーマは設けられていないが、全体を見回してみて気付くのは、
それまではITとは関係のなかった製品がスマート化、あるいはIoT化されている点だ。
それまで単独で動作していた製品が、スマートフォンやクラウドと繋がることで、より便利になったり
、効率が向上する。ここに展示されたものは、必ずしもそのジャンルで初めてスマート化されたものと
は限らないが、目に付いたものを紹介する。

http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/737/604/01_s.jpg

 Qarnot Computingの「Q.rad」は、温度以外に二酸化炭素、湿度、騒音レベル、人感用赤外線、照度、
気圧など多数のセンサーを搭載したハイテクヒーターだ。また、タッチ画面やQi対応ワイヤレス充電器、
充電用USBポート、Wi-Fi、Bluetooth、Gigabit Ethernetなどを搭載し、スマートフォンと連動させて使うことができる。
 しかし、その最大の特徴は熱源として高性能CPUを搭載している点にある。情報が少なく、
使い方などについて不明な点もあるのだが、Q.radには4GHz駆動の8コアCPUを搭載するコンピューティングユニット
を3基内蔵しており、このCPUが発生する熱によって部屋を暖める。果たしてCPUの排熱だけで部屋を暖められるのか
疑問もあるが、同社によれば45〜90平方m程度の部屋を暖められるという。

 これだけの排熱を行なうCPUが何を処理しているのかと言うと、Q.radはクラウドに繋がっており、
Qarnotと提携している企業の3Dレンダリングや研究所での演算を行なっているのだという。
つまり、Q.radは分散コンピューティング用の1端末であり、SETI@homeなどの発展系と言える。
SETI@homeでは、地球外生命体の探索用にボランティアでネットワーク接続されたPCのCPUの計算能力を無償提供する。
Q.radでも、同様に内蔵されたCPUの処理能力を他社に提供するが、同時にその排熱がヒーターの熱源となる。
加えて、その処理で使った電気代はきちんと計算されており、ユーザーに還元されるという。
つまり、事実上Q.radは電気代がかからない。また、ファンも内蔵していないので、騒音も発しないと、至れり尽くせりだ。

 当然、Qarnotがエコシステムを確立しないと機能しないシステムだが、フランスの実証実験では
100戸の家庭がQ.radによって電気代を使わずにヒーターを利用できたという
。まずはスマートビル向けに提供し、2017年以降、個人宅にも提供開始する予定。

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