【経営】テスラCEO・マスク氏、アップルを嫌う理由を語る「ジョブズが自分のことを知らなかった」「バカっぽく見えた」

海江田三郎 ★

http://iphone-mania.jp/news-95288/

電気自動車の開発で知られるTeslaのCEOイーロン・マスク氏が、スティーブ・ジョブズ氏と初めて出会った時のことを
インタビューで語っており、「アップルに対して多少なりとも敵意がある」と赤裸々に告白しています。

彼はどこかバカっぽく見えた
米メディアGQのインタビューで、イーロン・マスク氏は自身の宇宙事業について熱く弁を振るっていましたが、
話がスティーブ・ジョブズ氏に及ぶと、興奮したのか「初めてジョブズにあった時、彼はどこかバカっぽく見えた」と
思わずポロリと本音を語ってしまいました。その後、さすがに言い過ぎたと気づいたのか、
すぐに撤回し、1人の個人的な意見であるに過ぎないと、慌ててフォローする羽目になりました。

同氏によれば、何年か前にグーグルの創始者であるLarry Page氏の紹介でジョブズ氏と会ったことがあるのですが、
彼はマスク氏が誰だか知りませんでした。そこで失礼な態度をとられたのかは謎ですが、
それ以来、マスク氏はアップルに対して敵意を感じているのだそうです。

同族嫌悪？
実際、マスク氏がアップルを気に入っているわけではないという事実は、これまでの同氏の発言からも見て取れます。
例えば最近では、アップルが元テスラの従業員を積極的に雇っていることを受けて、
「アップルはTeslaの墓場」と発言したり、Apple Watchを小馬鹿にしたりもしています。
しかし、非公式とはいえApple WatchでTeslaを操作出来る事実を1つとっても、
アップルとTeslaがテクノロジー業界の間で似たようなイメージを持たれ、両社の間に親和性があることは明らかです。
したがって、今回の発言は「同族嫌悪」とでも言うべきものなのでしょう。
なお先述したように、マスク氏は宇宙についても語っており、10年以内どころか自身が50歳になる頃までには(現在マスク氏は44歳)、
火星への有人飛行が可能になると述べています。