【自動車】日産の新車販売「ＥＶ比率を１割に」　２０年めどに目標

海江田三郎 ★

http://www.asahi.com/articles/ASHBN5DS8HBNULFA02Q.html

日産自動車は２０日、２０２０年までに国内で販売する新車のうち１割を電気自動車（ＥＶ）とする
目標を明らかにした。年約６万台の販売をめざす。航続距離（フル充電で走れる距離）を
約２割延ばした新型「リーフ」を１２月に発売するのに続き、ＥＶの車種を広げてシェアを伸ばす方針だ。

東京モーターショー２０１５
　日産で国内市場を担当する星野朝子専務はこの日の会見で
「２０年ぐらいまでには新車販売の１０％を達成したい。（神奈川県横須賀市の追浜工場の）生産能力を拡大している」と話した。

　日産が１４年度に国内で売ったＥＶは約１万４千台で、国内の新車販売全体（約６２万台）の２・３％に過ぎない。
国内の新車市場全体に占めるＥＶの割合も１％に満たない。充電インフラが整っていないことや、
航続距離が短く遠出しづらいことが普及の壁になっている。

　ただ、日産によると国内の充電器の数は約１万５６００カ所に増えた。
日産は軽自動車でもＥＶの開発に乗り出し、新型リーフより航続距離を延ばしたＥＶの開発も進めている。
西川広人・代表取締役は「環境規制はより厳しくなる。日本がＥＶ市場をリードし、そのなかで日産がナンバーワンになる」と述べた。（田中美保）

【自動車】日産の新車販売「ＥＶ比率を１割に」 ２０年めどに目標

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