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【経営】シャープ「副」が付く管理職を廃止 「副本部長」「副事業部長」などは必要なのか?

1 :海江田三郎 ★:2015/09/04(金) 10:30:55.47 ID:???.net
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20150904-00049150/
業績低迷が続くシャープは9月3日、カンパニー制を10月1日に導入するなど組織体制を一新すると発表しました。
目玉となるのが、約1100人いる管理職を、約500人の半分以下とする大胆な施策です。
意思決定スピードを速くするうえでも、管理職を減らすことは大いに賛成です。注目すべきは、
このたび副本部長や副事業部長など「副」が付く役職を廃止すること。現場感覚からすると当然の措置と言えるでしょう。

組織編成には4原則というものがあります。

●専門化(分業化)の原則
●統制範囲の原則
●権限責任一致の原則
●命令一元化の原則

現場でコンサルティングをしていると、この中で特に重要視すべきなのは「統制範囲の原則(スパンオブコントロール)」
だと私は考えています。1人の管理職が統制できる範囲はだいたい決まっていて(いろいろな説はありますが)
5〜8人と言われています。つまり強いリーダーシップを発揮できない限り、直属の部下が10人を超えると統制しづらくなる、ということです。
たとえば「本部長」が1人いて、「副本部長」が3人いて、さらにその下の「部長」が10人いた場合、
この時点で本部長は組織の統制をとりづらくなります。形だけ組織になっているだけで、

「本部長はああいうけれど、副本部長の私にも言い分がある」
「本部長の言っていることと、2人の副本部長が言っていることが違う。部長の私はどうすればいいんだ?」
「本部長も副本部長も会議に明け暮れている。部長は私だ。私は私のやり方でやらせてもらう」

このような事態に陥ることは目に見えています。
「権限責任一致の原則」の側面からも、部下は居心地の悪さを覚えることでしょう。「本部長」にどのような責任と権限があり、
「副本部長」3人には、どのような責任と権限があるのか?「命令一元化の原則」の側面では、さらに切実な問題にさられます。
部下1人に「上司は1人」が大原則であるのに、複数の上司がいると矛盾した命令が起こるものです。
シャープのみならず、飾りのような役職である「副」の付く管理職ポストは、本人も管理職として力を発揮しづらいのです。
どの会社においても廃止したほうがよいと私は考えます。

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