【物価高を上回る】岸田自民党研究第２０弾【所得増へ】

葉月二十八

　２月の毎月勤労統計の結果が出ました。
　○現金給与総額は282,265円(1.8％増)となった。うち一般労働者が360,616円(2.0％増)、パートタイム労働者が105,268円(3.1％増)となり、
パートタイム労働者比率が30.69％(0.33ポイント上昇)となった。
　なお、一般労働者の所定内給与は327,605円(2.4％増)、パートタイム労働者の時間当たり給与は1,326円(3.9％増)となった。
　○共通事業所による現金給与総額は1.9％増となった。うち一般労働者が1.9％増、パートタイム労働者が3.0％増となった。
　○就業形態計の所定外労働時間は10.1時間(2.0％減)となった。
　https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r06/2402p/dl/pdf2402p.pdf
　https://pbs.twimg.com/media/GKoXKGMbwAAOrxv.jpg　（切り抜き）

　で、問題の実質賃金と名目賃金のグラフが、こんな感じ
　https://pbs.twimg.com/media/GKoWuUka0AE5z4G.jpg
　名目賃金は３年間、ずっとプラスですが、物価上昇に追いついていないので、実質賃金がマイナス。
　４月から、例の爆上げした春闘の結果が反映されるので、プラス転換の予定になってますが、それまでどうなるかですね。
　3月の消費者物価指数はすでに発表済みで
　https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf　（総務省公式）
　結構高いので、３月も実質賃金マイナスなのは変わらんと思う。