【我が党】旧民主党系等研究第1545弾【GPT】

日出づる処の名無し

米バイデン政権、不法移民の送還継続へ新措置
2023 年 5 月 9 日 03:23 JST

　ジョー・バイデン米大統領は選挙期間中に、
迫害を逃れて米国への難民を希望する人々の受け入れに努めることを誓った。
だが大統領就任から2年がたった今、選挙公約とは裏腹に、
メキシコ国境に押し寄せる難民希望者の抑制を目指す新制度の策定に動いている。

　こうした方針転換は幅広い政治的シフトを反映したものだ。
新型コロナウイルスの感染拡大対策として不法越境者の送還を認める
「タイトル42」という措置を導入してから3年。
数十年にわたり難民希望者に認められてきた権利を聖域としない将来について、
民主・共和両党の議員とも違和感を抱かなくなりつつある。

　バイデン政権はタイトル42が11日に期限を迎えた後、同様の措置を導入する計画だ。
既存の法律は難民希望者の不法越境を明確に認めているが、
新たな措置では不法越境者を直ちに厳しい難民基準で審査することになる。
審査基準はほとんどの申請が通らないよう設計されており、
通過しなかった人は母国またはメキシコに送還されることになる。

　アレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官は7日のCBSの番組で、今後数週間で国境に
「当初は大量の」移民が押し寄せるとバイデン政権は予想しているとし、
1年半ほど前から準備を進めてきたと語った。

　また「彼らが国境に達する前の段階で、法に沿った安全、かつ秩序立った道筋」を作る
計画だと述べた。その上で「保護対象にならない人はすぐに送還され、
その後少なくとも5年間は入国を禁じる」と語った。

　米国では歴代政権が南部国境での混乱に収拾をつけようと努力してきたが、
中南米諸国の景気が悪化し、独裁政治が横行する中、状況は悪化の一途をたどっている。
共和党は、難民申請を使う移民が多過ぎ、コロナ前の体制に戻れば問題を長引かせる
だけだとしており、バイデン氏もそうした姿勢を受け入れる方向に傾いたようだ。

https://jp.wsj.com/articles/bidens-new-immigration-policy-cements-end-of-liberal-asylum-rules-12d4186a