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【トンイルを利用して】旧民主党系等研究第1429弾【反ラ党反アベガー】

886 :日出づる処の名無し:[ここ壊れてます] .net
学生が貧乏になったのは政府のせいだったのか_

内田樹
60-70年代の学生運動の高揚の理由を「実家が太い」と解した人がいたみたいですけど、
これはいかにも「現代風」な解釈だなと感服しました。若い人には想像がつかないと思いますが、
あの時代の日本はすごくリッチだったんです。学生運動の財政的基盤は「学生が金を持っていた」ことです。
/levinassien/status/1569333903030353921

国立大学の授業料が月額1000円。僕のしてた学習塾のバイト代が時給500円。2時間働くと月謝が払えたんです。
どんなバイト先も仕事が増える一方で「猫の手も借りたい」。仕事ができるなら誰でも雇ってくれた。
僕のいた塾は学生70人で回してましたが4分の1が過激派学生でした。

キャンパスでは角付き合わせていた党派でもバイト先では休戦して仲良くお仕事してました。
お金があれば親元離れてアパート借りて誰にも監視されない生活ができる。学生に可処分所得があると
統制が効かないということに政府が気づいたのはだいぶあとになってからです。

学生を貧乏にすると過激化を防げることに気づいた政府は学費値上げを政策的に仕掛けました。
月額1000円を3000円にするなんてじゃぶじゃぶ国庫に税金が入ってくる時代に全く不要な政策でしたが、
学生たちの自由度は下げられました。親が金主になると子どもをうるさく監視するようになる。

「教育投資」をしているつもりになると親は「ちゃんと大学に行ってるのか」「単位は足りてるのか」
「卒業できるのか」と子どもの生活にいちいち干渉するようになる。「苦学」という選択肢が困難になるのと
学生運動の退潮はシンクロしてました。

今の高校生には信じられないでしょうが、国立大の入学金が4000円、半期授業料が6000年の時代だと
豚の貯金箱にお年玉を貯めておけば、親の意に逆らって自分の好きな大学、学部に入学できたんです。
今高校卒業時点で58万円貯金ある高校3年生なんていないでしょ?

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