【韓国】n番部屋の懲役42年チョ・ジュビンさん、韓国法の理不尽な現実を嘆く

日出づる処の名無し

私が上告審宣告を前にしてかかえた不安は法に対する不信によるものであった。仮に我々の命が脅かされる状況でさえ毅然と真実を語ることができる法であったら私の中に形成された感情は不安ではなく、恥だったんだろう。
　あいにくも我々の法は実体・真実を放棄するにいたった。犯罪集団という虚空の嫌疑さえ見抜けないほど、無能な3審制度であった。盲目の法は現実を見つめないまま、無関係で無知な群衆の声に操られるだけで、このことは今回の事件のみならず社会的な注目を集めたほぼすべての事件を貫通してきた我々の法の固執した悪習の発露の結論にすぎなかった。
加・被害者を問わず幾多の人々が従来のゴミクズ同等の判決の前にして歯を食いしばり、一生を悔やんできたことか。幾多の誤判が、なんと起訴・一審・二審・三審という、見かけだけ良い制度の下で作られてきたことか。直・間接的に「我が法」を経験してきた人であるなら、誰しも識見・教育の有無に関わらずして正気のまま法を信頼することはできないに違いない。大勢と人気に牛耳られる法は、公平性と基準が崩壊してしまったこの如き法は、事件を解決できず、人間を矯正して輩出することもできないと断言する。
　１０月１４日、宣告日の今日は私の誕生日である。私の罪を認める。しかし、判決は、この悲惨なプレゼントは認めることができない。私は罪を犯した。確かに私はツミを犯した。しかし、我が法が判決した嫌疑としてではない。誰とも犯罪組織を築いたことはない。誰もレイプしたことはない。これが果敢のない真実だ。
　　　　　　　　　　　2021．10.14　チョ・ジュビン

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