【村田さん？】旧民主党系等研究第865弾【いいえ、斎藤です】

日出づる処の名無し

例の新潮の記事に対するマジレスとおなじ難病患者かつ専門医からの突っ込みと解説

うがい手洗い励行中そふぁー??@UC@microbi0723sof・23時間
安倍首相、慶応病院で7時間半の真実…吐瀉物に鮮血、ステロイド効かず新治療
https://dailyshincho.jp/article/2020/08181050/ #デイリー新潮

指摘受けたせいか知りませんが内容修正されています。
解説します。
まず #潰瘍性大腸炎 (UC) は同じIBDのクローン病と比べレミケードは効きにくいので、記事内容は当然です

次にステロイドとありますが、一過性に悪化した場合はプレドニゾロンの内服を40-30mg/日で行います。
当然、漸減しますが、安倍首相のような高齢者の場合、ステロイドもまた効果は高くありません。
選択肢としてはレミケード、プレドニゾロン共にジャブという感じでしょう

では、中程度症の再燃では何を選ぶか
・局所製剤
→働いている方は100mLの注腸を1日2回行うのは難しい
・他のバイオ
→エンタイビオは選択肢
・免疫抑制剤
→不特定多数と接触する仕事は難しい
・G-cap
→時間的拘束が比較的自由に選べるなら選択肢(私もこれ)

つまり、極めてガイドラインに準拠した標準治療が行われているというレベルの話です
まぁ、レミケードやアサコールをステロイドと間違えるような恥ずかしい行為が
記者諸君から無くなることを祈ります