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【党破れて】旧民主党系等研究第858弾【金庫あり】

676 :日出づる処の名無し:2020/08/16(日) 07:02:35 ID:KW5m3kyj.net
(社説)閣僚靖国参拝 問われる政権の歴史観 2020年8月16日 5時00分

 敗戦から75年の日に、安倍首相に近い3人を含む4閣僚が靖国神社に参拝した。自らは参らず、
自民党総裁として玉串料を奉納するにとどめたとはいえ、政権全体の歴史観が問われる事態である。
 参拝したのは、首相側近といわれる高市早苗総務相、萩生田光一文部科学相、
衛藤晟一沖縄北方相の3人と小泉進次郎環境相。現職閣僚による終戦の日の参拝は4年ぶりだ。
高市、衛藤両氏は昨年秋の例大祭時に続く参拝となるが、首相が自重を促した形跡はない。

 戦争の犠牲者を悼む気持ちは誰も否定しない。だが、軍国主義を支えた国家神道の中心的施設を、
現在の政治指導者が参拝することは、遺族や一般の人々が手を合わせるのとは全く意味が異なる。
 靖国神社には、東京裁判で戦争責任を問われたA級戦犯も合祀(ごうし)されている。
侵略の被害を受けた国々を中心に、日本が過去の過ちを忘れ、
戦前の歴史を正当化しようとしていると受け止められても当然だ。
 首相自身は13年末に一度参拝をしたきり、その後は見送っている。
近隣外交への悪影響などを考慮した結果であろう。
しかし、閣僚の参拝を黙認し続けるのなら、思いは同じとみられても仕方あるまい。

 きのうの全国戦没者追悼式では、首相の式辞から「歴史」という言葉が消えた。
 首相は第1次政権下の07年には、歴代首相にならい、アジア諸国への加害を取り上げ、
「深い反省」と「哀悼の意」を表明した。しかし、12年の政権復帰以降は全く触れなくなった。
 それでも、「歴史に謙虚に向き合い」「歴史を直視し」「歴史の教訓を深く胸に刻み」など、
年によって表現に違いはあれど、毎年必ず「歴史」に言及してきた。それも、今年はなくなった。
 代わりに登場したのが、首相がこれまで外交・安保の基本方針として掲げてきた「積極的平和主義」で
ある。この旗の下、世界の課題の解決に、これまで以上に役割を果たす決意を語ったのだ。
 首相の意図は定かではなく、未来志向を強調したというのかもしれない。
しかし、集団的自衛権行使の一部容認や武器輸出三原則の撤廃などが、
積極的平和主義の名の下に進められてきたことを考えると、危うさを禁じ得ない。

 戦争経験者が減り、記憶が薄れゆく今こそ、歴史に向き合う必要がある。
首相は5年前、戦後70年談話にあたり「政治は、歴史から未来への知恵を
学ばなければなりません」と語った。その言葉を忘れたのだろうか。
ttps://www.asahi.com/articles/DA3S14588682.html

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