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【呑み友達内閣】蓮舫民進党等研究第8弾【発進!】

410 :日出づる処の名無し:2016/09/22(木) 10:31:43.82 ID:WWiSgAPd.net
熱血!与良政談 「純血・排外主義」を憂える=与良正男
http://mainichi.jp/articles/20160921/dde/012/070/004000c
蓮舫・民進党新代表の、いわゆる「二重国籍」問題を考えたい。
結論を言えば、蓮舫氏を激しく批判するいくつかのネットや新聞の言説に正直、私はうんざりしている。
彼らの多くは「政党の代表がきちんと台湾籍放棄の法的手続きをとっていなかったのが問題」と言うが、
やはり根底には純血主義や排外主義、民族差別意識があると感じるからだ。

代表的な極論はこうだ。蓮舫氏が首相になって、仮に日本と台湾との間で紛争が起きた場合、
台湾人を父に持つ蓮舫氏が日本を守れるのか、と。でも、この論法で言えば蓮舫氏が台湾籍をちゃんと抜いたとしても、
彼らは同じ疑念を言い続けるのではなかろうか。もちろん蓮舫氏の対応も説明もお粗末だったというほかない。
蓮舫氏には「なぜ、今さら指摘されないといけないのか」と被害者意識の方が強かったように思われる。
政治リーダーはそれでは済まない。

蓮舫氏は攻めるのは得意だが、守りに弱く、民進党は危機管理がなっていないというだけではない。
少なからぬ日本人が国籍問題に敏感で、特に今はネットを通じて一気に拡大する現実を自覚していたとは思えないのだ。
むしろ問題はそこだ。そもそも国籍に対する考え方や制度は各国で大きく違うことを、今回私たちは改めて知った。
一方で日本国内には国籍(血脈?)を軽視するのは国家解体につながるとの意見も根強い。
「国籍」は政治思想や価値観に直結しているのだろう。
似た構図と言える永住外国人に地方参政権を与える問題も、強い反発から最近では国会論議が行われなくなっている。

国家を優先するのか、個人を優先するのかは憲法改正でも大きな論点だ。グローバル化が進み、
国際結婚により国籍選択を迫られる子どもも増えている。移民の受け入れという問題にも直面するかもしれない。
そんな中でどう進んでいくのか。結果的に日本の大きな政治テーマが突きつけられているのだと思う。

民進党に覚悟があるだろうか。民進党が「多様性」を重んじるというだけでは説得力がない。
なぜそれが国民全体の利益になるのか。「理と情」を尽くした説明が必要だ。
蓮舫氏だけではなく、それは「保守派」を自任する野田佳彦幹事長の当面の仕事ではないか。(専門編集委員)

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