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【代表選隊】岡田民進党等研究第173弾【三バカ…ルカン】

713 :自衛隊だけに。 ◆NirvanaNeA :2016/09/05(月) 09:14:54.03 ID:6XL9HKQI.net
>>698
茗荷(ミョウガ)は、名を荷なうと書き、食べ過ぎると物忘れをするという俗説がある。
これは、釈尊の弟子の一人である、周利槃特の墓から生えて来たからだ、とされておる。

周利槃特という人はとにかく物忘れが酷く、自分の名前さえ時には忘れてしまうために、常
日頃から名札を下げていたという。これが「名を荷なう」ということじゃな。
彼は兄と同時に釈尊の弟子となるが、出来の良い兄が釈尊の説法を覚えやすく短い言葉に
言い換えて教えても、一言一句まともに諳んじられたことがなかった。

ついに兄は、「ここで何年修行しても弟には無駄だ」と実家に帰そうとした。
周利槃特が去りかねて僧園の入り口で泣いていると、釈尊が托鉢より帰って来て問うた。
「どうした周利槃特よ、何故泣いているのだ」
周利槃特が事の次第を告げると、釈尊は
「私はお前を破門にした覚えはない。中に入りなさい」
と促し、彼を中に入れると、箒と布切れを渡して告げた。

「お前はこれより、先輩の僧達が帰って来たら、この布でその足を清め、この箒で僧園の
隅々まで掃除をせよ」
「その時、この言葉を唱えよ」
その言葉、とは「塵を除こう、垢を除こう」というもので、釈尊は周利槃特が忘れてしまわぬ
ように、新しい札にそれを書いて、彼の首にかけてやった。

それから周利槃特は、先達の足を拭い清め、僧園の掃除をする日々を送るのだが、ある日
ふと気づいた。
釈尊から貰ったときは白かった布がドロと垢で汚れている。
「ああ、人間も無垢な赤子として生まれてくるのに、時が過ぎればこうして欲にまみれていく」
「塵や垢は毎日取り除かねば、溜まる一方になってしまう。人の心も同じことなのだ」
と気付き、それからは釈尊に教えられた言葉に加え、「塵は心の塵、垢は心の垢」と唱え
ながら掃除を続けていくうちに、阿羅漢の位に達したという。

僧侶が、「一掃除、ニ勤行、三、四が無くて五に学問」と言われるのは、この故事にちなんで
とも言われる。

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