【我が党は】岡田民主党等研究第442弾【審議拒否で120%の力が出る】

日出づる処の名無し

民主党は何をしたいのか？＝中村文則
http://mainichi.jp/articles/20160201/ddl/k23/070/122000c
今の民主党は何をどうしたいのだろう。沖縄の宜野湾市の市長選挙があったが、民主党はその一騎打ちとなった
どちらの候補者も事実上国政レベルでは支援しなかった。幹事長が辺野古移設反対派の候補者を応援する「発言」を
したのみだ。あの選挙は非常に重要な（全ての地方選は当然重要だが）選挙だったはず。一体、何をしているのだろう。

民主党は、党内に保守派がいるために、時々極端に動きにくくなる。もうこれをやめたらいかがだろうか。
はっきりしてはいかがだろうか。勝手なことを言って申し訳ないが、民主党、維新の党、ともに解党して、
明確な中道左派政党をつくったらいかがだろうか。憲法九条は保持し、自衛隊も保持し、個別的自衛権は持つが、
集団的自衛権は認めず（なぜこれが必要ないのかは、この欄で何度も書いたので今回は省きます）、
親米であり、中国や韓国とも健全な関係を築く政党。改憲・集団的自衛権を内心では容認している民主党内の
保守派の人達（たち）は、それぞれで集まり、新しい保守政党をつくればいい。そっちの方がわかりやすいのである。

日本共産党が野党に選挙協力を打診しているが、それへの民主党の態度も僕にはわからない。
「共産党アレルギー」だか何だか知らないが、具体的な協議も始めないとはどういうことだろう？
きちんと協議し、なぜ日本共産党とは協力できないのか、日本共産党のどこを認めることができず、
どこをどう変えたら協力できるのかの話し合いを、なぜ国民に見える形でやらないのだろうか？
そういうことをやりもせず、ただ嫌だ、嫌だというのは全くわからない。国民に見える形で、お互いのどこが譲れないのか、
譲れる範囲がどれくらいだから、どれくらいの協力にとどまるのか、それをはっきり明確にしてほしい。

民主党内の保守派の動きは、現在の与党を完全に利している。日本に最も多い層は中道右派と
中道左派だと思うが、日本にはこの中道左派政党と明確に言える政党がない。なぜつくらないのだろう？
投票したい政党がない、という国民の膨大な声に、なぜ政治家の人達が応えようとしないのだろう？
このままだと、次回の参議院選挙は低投票率（前回の衆議院選挙はなんと５２・６６％。
戦後最低の数字で、もう民主主義とも言えない）で、また組織票に強い現与党の圧勝だろう。