【少女前線】ドールズフロントラインPart969【ドルフロ】

名無しさん＠お腹いっぱい。

長年連れ添った仲の良いしきかんと416がいて
「片方が先に死んだら、さみしくないように司令部の壁に埋めよう」
と言い交わしていた。
しばらくして、しきかんが先に死んだ。
416は悲しみ、約束通りしきかんの死骸を壁に埋めた。
すると、ことある事に壁の中から「416、416…」としきかんの呼ぶ声がする
416はその声に「はいはい、私は完璧よ」と答えていたが。
ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったのでA416に、留守番を頼んだ。
A416が留守番をしていると、壁の中からしきかんの声がする
　
「416、416…」
A416は答えた。
「はいはい、私は完璧よ」
最初のうちは答えていた。
けれどしかし、しきかんの声はなんどもなんども呼んでくる。
「416、416…」
やがて、A416は耐えきれなくなって叫んだ。
「うるさいわね！今日は誰にも負けません！」
すると、壁の中から鬼の形相をしたしきかんが現れ、「416はどこだぁ！」と叫んだ
すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したしきかんを映し出す
「Four-One-Sixは」「どこだ！」ステージにしきかんの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはしきかんの久々のステージに期待で爆発しそうだ
今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれグリフィン育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズの制服をきたしきかんがターンテーブルをいじりながら目で416たちに合図する
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
「ここでTOUJO！　私はPERFECT！　AgentもPERFECT！　今日はONLY WIN！
　違法なMAISO！　しきかんTOUSO！　壁から聞こえるGENCHO！
　（ドゥ～ン　ドゥンドゥンドゥ～ン　キュワキャキャキャッキャキュワキャ！）
　殺傷榴弾！　TierLowDown！　評価は散々！　テコ入れの時間！
　冷たい評価を生き抜き！　modパワーでごぼう抜き！
　ColaboでRevenge！　AgentでRemake！
　早いRecast！　装備でSkillGet！
　I PERFECT！（PERFECT！）You
PERFECT！　(PERFECT！)　We PERFECT！ PERFECT！ PERFECT！ PERFECT！」
しきかんのプレイも好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ。
まだ、私達の時代は始まったばかりだ、そんなメッセージが416たちの口から飛び出していく
本物の完璧が、ここにあるのだ