【少女前線】ドールズフロントラインPart781【ドルフロ 】

627 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 (ﾌﾞｰｲﾓ MMfe-Vszt [163.49.213.193])：2020/02/16(日) 16:57:16 ID:YkrAsNS/M.net

ワルサー事件の発端に関して、おおむねこんな展開を私は想像する。
グリフィンに勤務する一人の指揮官がそこで働くある戦術人形と交際する。この指揮官は才能ある人物であり、天才と言っていいかもしれない。だが彼はまた人形性愛者であり、自分の好意を素直に伝えられない異性の表情を曇らせたくなるという性的嗜好を持っている。
かくして、彼が戦術人形WA2000と交際するにあたって、自分の排便を相手に報告するという遊戯を思いつく。彼の確信通り、この行動によって彼女の好意は覆らないものの表情は暗いものになり、彼はこの行為をいたく気に入って習慣的に行うようになる。
そのうちこの行為はエスカレートしていき、便意を催したらトイレに彼女を呼んで排便する姿を見せるようになる。しかしトイレに彼女を呼ぶ際、本人に都合よく会えるとも限らないので伝言という形になる。
この場合、そのままトイレで待ち合わせるよう伝えると第三者に何をしているのか怪しまれる。というわけで2人は指揮官が排便報告の際“ワルサーWA2000”に対して言う
「わーちゃんうんち出たよ」
を略した「わうん」という暗号を、トイレがある場所の中でもそのとき排便報告を行うのに最も都合がいい区域とともに伝言すると決める。

さて事件当日、飼っている犬たちの吠え癖を直すべきではと食堂で提言するG36に対して
「救護室でワウーンって遠吠えしてるあのコたち可愛いじゃないですか」
とS.A.T.8が答えてから、後ろの席にいたWA2000は立ち上がって救護室に向かう。
いちおう救護室にはペット用のトイレがあるものの、なぜ指揮官がそんな場所で排泄したがるのかわからないまま、彼女は救護室に入り、人払いをして、他の人形が入ってこないよう
「設備のメンテナンス中につき指揮官以外立ち入り禁止」
という注意書きでも扉の前に貼って室内で待ち続ける。
そういうわけで伝言を授かったMP5はWA2000を見つけられない。

その頃、使う予定のない訓練場のトイレで、排便の様子がよく見えるよう便座に足を乗せ、陶器製タンクにしがみつき逆向きに座ったまま、40分待ち続けた指揮官の便意はそろそろ限界を迎えていた。
ついに
「わーちゃん!!　まだなの？」
と発した悲鳴のような声に
「指揮官？　私のことで呼んでます!?」
とある戦術人形が答えた。
応答した声に違和感を持たないまま
「わーちゃんもう出ちゃう!!!　早く入って!!!」
と言う指揮官の声に従い、状況がよくわからないままワルサーGew43は個室トイレの鍵がかかっていないドアを開けた。