ベトナム・ラオス・雲南省を語る２

世界の親衛隊

①誘い

どす黒い欲望に駆り立てられ、居ても立ってもおられず、和紙はベトナムへ行く。
ベトナムでは、多くの売春婦がそこらじゅうにおる。これまで何度も何度も通ったこの道。
鼓動が高鳴る。

だが何度通っても満足することはない。永遠の欲望に突き動かされ、金を消費し、病原菌をもらう。
まるで薬中

ある日和紙は、おぞましいものを見た。お目当てのコンガイを素っ裸にして上から下へ舌を移動させた
その時、ドロっと白い液体が出てきた。そこには、僅かばかりの血と、毛が混ざっていた。
強烈な悪臭が和紙の鼻をつきさく。そしてコンガイは何やら呻きだした時、和紙は見てはならんものを見た！

そりは、人間の目や口であった！！小さい、あまりに小さい目にならぬ目、耳にならぬ耳、臓器にならぬ臓器が
ドロドロ～と湧き出てきた！！

オエっ！！
ひぃ～～～～！！！